主婦にはツラいクリスマス

2007年11月26日 ドイツ編集部(令)

クリスマスシーズン到来! で心から喜べないのは、ドイツの主婦だという。クリスマスとは、日本で言う大晦日&正月のようなもの。家の飾りつけ、親戚全員へのプレゼントの準備に始まり、掃除、ご馳走の準備、後片付けなどなど、目の回る忙しさなのだ。

特に、クリスマス休暇中は家族で過ごすのが習慣なので、昼には夫の実家を訪問し、夜は両親・義理の両親が訪れ、翌日は祖父母の家を訪問、そして妻の実家を訪問……と、一昨年友だち夫婦の家に滞在したときは、休む間もないほど動き回っていた。しかも、各訪問先でご馳走が用意され、プレゼントを交換し、久しぶりに再会した親戚と話をし、飲めや歌えや(歌うことはなかったが)の大騒ぎ。食べすぎてお腹は苦しいけれど食べないと悪い、と思うのはみんな同じようで、“正月太り”ならぬ“クリスマス太り”してしまうらしい。その友だちの祖父母の家を訪問したときは、親戚一同が50人くらい集まっていてびっくりさせられたものだ。

妻の立場ではやはり気を遣うのだろう。すべてが終了し、家に帰る車の中で、友だちは泣き出してしまった。クリスマスで楽しい日のはずなのに……。

心地よい家をと、インテリアに凝るドイツの人たちだから、クリスマス時期もデコレーションに労力を惜しまない。客人には完璧な家を見せなければならない、という思いがあるらしい。少しくらい手抜きしても、楽しくクリスマスを過ごせばいいのに、と思うのは、私がまだ“嫁の立場”を知らないだからだろうか。

今週の特集は「クリスマスが街にやってきた!」です。突撃取材にいやな顔をせず、ご協力くださったデュッセルドルフ日本人幼稚園の園児の方、保護者の方、そして大庭園長先生に感謝申し上げます。ありがとうございました。(令)

クリスマス

テーブルセッティングもクリスマス

クリスマス

プレゼント交換の後はお片付け