国民医療制度(NHS)を利用して無料で豊胸手術を受けたことで大非難を受けた女性が、今度はテレビ出演の機会を逃さないためという理由で堕胎手術を受けると公言し、さらなる騒動を起こしている。「サンデー・ミラー」紙などが報じた。
幼いころから胸が小さいことでいじめられてきたなどの理由で、昨年1月に豊胸出術を受けたジョジー・カニンガムさん(23)。4800ポンド(72万円)に及んだ手術費はNHSつまりは英国民全体の負担となったために、その是非をめぐって論争が起きていた。
しかし、その後、豊胸手術を希望した本当の理由はモデルになるためであったと告白。加えて、いつしか彼女は売春婦としても働くようになっていた。つい先日には、妊娠18週であることが発覚。お相手は売春相手となった医者か、プレミア・リーグに所属するサッカー選手のどちらかなのだという。
妊婦には歯科治療が無料で提供するNHS制度を利用して、さっそく歯の矯正を行ったというカニンガムさんだが、ここで問題が。彼女によると、出演交渉中だった実験ドキュメンタリー番組「ビッグ・ブラザー」の製作陣が、妊娠のニュースを知った途端、難色を示し出したのだという。
そこで彼女は堕胎を決断。「サンデー・ミラー」紙に対しては、「来年の今ごろ、子供を産む代わりに、私は有名になっている。私の道を妨げるものは何もない」との決意を表明している。
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