16 Dezember 2016 Nr.1040

第3アドベントの日曜日、ドイツの習慣にならい、子どもたちと一緒にクリスマスの焼き菓子プレッツヒェンを作りました。3歳から6歳の4人は手を洗いながら"Hände waschen la la la la la♪"と上機嫌。大きなボールに小麦粉、バター、砂糖、と交代で役割をこなし、8本の小さな腕が入ってこねるこねる、気分はお菓子屋さん。半分はココアも入れて2色に。1歳の子が機嫌よく走り回る横で、生地をテーブルに出し"In der Weihnachtsbäckerei♪" と声を合わせて型抜きしました。クッキーマイスターの友人パパがそれぞれ希望するグルッフェロやトトロ、メイなど作り、それまでカメラマンだった友人ママも思わず参戦するなど、みんなで大興奮でした。（香）

特集「ニュースサマリー」をまとめながら、去りゆく年を振り返るのが、編集部の12月の恒例行事。2015年は、欧州・ドイツが常にニュースの中心でしたが、今年は世界的な混乱がさらに深まりました。ブレグジット、極右の台頭……何か嫌な予感が次々に的中する、ざらりとした感覚の中にいた1年。新年は、どうか平和の礎となる1 年でありますように。もちろん、素晴らしい出会いと幸運に恵まれた1年でもありました。パラリンピック金メダリスト、マルクス・レーム選手、クライスト賞受賞作家の多和田葉子さん、日本やドイツ、世界で活躍する皆さんから受けた刺激を糧に、2017年も読者の皆さんと「今」を共有できるメディアでありたいと思います！（羊）