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ドイツニュースダイジェスト・スタッフ
日本出張レポート

ドイツニュースダイジェストでは毎年、ドイツ語で日本の情報をお伝えするフリーペーパー「JAPAN DIGEST」を発行するなどの活動を通して、日本の魅力を再発見しています。ドイツからでは掴めない、日本の今、そして訪日観光の盛り上がりをこの目で見て、感じ、ドイツ発の日本情報をもっと充実させるため、日本出張にいってきました。

第4回 御滝と縁結びの神を祀る熊野那智大社

神仏霊場巡拝の道の3番目の札所として有名な熊野那智大社は、和歌山県の南、紀伊半島の豊かな自然の中に佇んでいる。2004年には、社殿と境内地がユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(熊野古道)の一部として登録された。

熊野那智大社

熊野那智大社
神の使いとして本社に祀られている八咫烏(やたがらす)は、サッカー日本代表のシンボルマークでもある

熊野那智大社は、熊野速玉大社、熊野本宮大社とともに高野三山を成す3社のうちの1つで、「飛瀧権現(ひろうごんげん)」と呼ばれる神であり仏でもある那智の滝を祀る。その日本三名瀑の1つでもある御滝へは、那智大社から徒歩約20分。

熊野那智大社

到着すると、落差133mで垂直に落下する那智の御滝を、多くの人が行き交う中、ただ静かに見つめている男性がいた。話を聞いてみれば、50年前に新婚旅行でこの地を訪れたそうで、今回は結婚50周年の記念に再訪したとのこと。源泉が100以上もある温泉の町としても有名な那智勝浦は、昭和30~40年代は新婚旅行のメッカでもあったのだ。

熊野那智大社
ご夫婦の話に心が温かくなり、記念に1枚写真を撮らせてもらった。

熊野那智大社
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町
www.kumanonachitaisha.or.jp

 
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