ズッキーニ・Zucchini

Mittwoch, 23 Juli 2008 12:26

ズッキーニ・Zucchini

ズッキーニきゅうりに似た外観だけど、実はカボチャの仲間のズッキーニ。南米原産で、ヨーロッパに入ったのは大航海時代だとか。栽培しやすいこともあり、今では世界中で食べられています。煮て良し、焼いて良し、揚げて良しの万能さが何とも頼もしい食材です。

ポピュラーなのは、ナスやトマトなど他の夏野菜と炒め煮したラタトゥユ。天ぷらや南蛮漬けにしてもおいしいし、輪切りにして軽くソテーすれば、肉や魚の立派な付け合わせに。肉に偏りがちなバーベキュー時の野菜補給にもばっちりです。もっとも、バーベキューのときに野菜を焼くドイツ人は少なくて、台湾人の彼女をもつドイツ人男性が我が家のグリル風景を垣間見、「ここもズッキーニとナスか」と嘆息をもらしたことも。おいしくって安くってヘルシーで、なおかつ簡単なら何でもいいじゃん!!

日持ちのする野菜ではあるけれど、気がついたら、ドロドロに溶けていた……なんてことにならないよう、夏は冷蔵庫で保管してください。

ズッキーニとざりがにのオレンジソース

ズッキーニを薄く切ってフェトチーネ風にした前菜です。ざりがには、ディスカウントスーパーなら1パック2ユーロ程度で手に入ります。

材料 2人分
ズッキーニ
1本
ざりがに(Flusskrebs)
100g
オレンジ果汁
200ml
オリーブ油
50ml
砂糖
小さじ1
レモン汁
大さじ2
ペスト(市販のバジルソース)
小さじ1.5
適宜
片栗粉(Speisestärke)
小さじ1
ズッキーニとざりがにのオレンジソース
作り方
1. ズッキーニは縦に4つ切りにし、まな板の上にのせ、ピーラーで薄く剥いでいく。
2. 熱湯で①を30秒ほど塩茹でし、ざるにあげ、冷水をかけておく。
3. オレンジ果汁と砂糖、塩を鍋に入れ、火にかける。煮立ったら、オリーブ油とレモン汁大さじ1を加え、少々煮つめ、最後に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、冷ます。
4. ペストは、レモン汁と大さじでのばしておく。
5. 皿に③のソースを敷き、④を加え、 フォークでマーブル模様を作る。
6. 水気を絞ったズッキーニをのせ、その上にざりがに、ペストをおく。
*番外編* ズッキーニのきぬた巻き

ズッキーニのきぬた巻き、お酢の香りで夏らしく

ズッキーニのきぬた巻き
材料 4人分
ズッキーニ
1本
かにかま(Surimi)
12本
● 黄身寿司
卵黄
2個分
砂糖
大さじ1
小さじ1.5
少々
● 甘酢
180ml
60cc
砂糖
大さじ2
少々
唐辛子輪切り
数枚
● 土佐酢  
だし汁
100ml
30cc
醤油
大さじ1
みりん
40cc
かつおぶし
適宜
作り方
1. カニカマは、縦に半分に切る。
2. ズッキーニは、カニカマの長さに合わせて切り、かつらむきにし、(途中で切れても、巻くときに重ね合わせれば大丈夫)塩水につけてしんなりさせる。
3. ②をさっと洗って甘酢につける。
4. 黄身ずしの材料をボールに入れて混ぜ、湯せんし、よく練る。ねっとりしてきたら、ラップで包んで棒状に伸ばし、冷やす。(炒り卵でも代用できます)
5. ③の水気をふきとり、巻きすに並べ、その上に半分のカニカマ6本と同様の長さに切った黄身ずし1本をおいて巻く。
6. 巻き終わったら、ラップにくるんで冷蔵庫で冷やしておく。
7. 適当な大きさに切り、土佐酢をかけて出来上がり。
最終更新 Donnerstag, 23 Mai 2019 13:48