胡麻ペースト・Gemahlener Sesam

Mittwoch, 13 August 2008 09:00

胡麻ペースト・ Gemahlener Sesam

胡麻ペースト人にベタベタすることを「胡麻をする」と言うけれど、すってもすってもサラサラで、ねっとりしてこないのがドイツの胡麻。それではちょっと物足りないと感じるときに重宝するのがこれ、瓶詰めの胡麻ペーストです。Gemahlener SesamやTAHIN(アラビア語源)と表示され、アジアショップやトルコのお店で買えば1瓶、2~3ユーロと格安です。粒と違い、こちらは一舐めで体がボッと熱くなるようなこってり加減。そのままだと鼻血が出そうだけれど、料理では頼もしさを発揮します。胡麻和えに加えれば、味と香りがしっかりするし、酒かだし汁で伸ばし、醤油か味噌、酢、砂糖と好みの薬味を混ぜれば、万能な胡麻だれの完成。

今回は、この胡麻ペースト使って、夏から秋への移ろいを楽しんでみました。

胡麻豆腐のアンズダケ添え

とっても簡単にできる胡麻豆腐。アンズダケ(Pfifferlinge)を添えて晩夏らしく。
分量は多めですが、冷蔵庫で数日保存できます。わさび醤油で食べるのもおすすめです。

材料 6〜8人分
● 胡麻豆腐  
胡麻ペースト
100g
だし汁 (湯に粉末小さじ2を溶かしたものでOK)
700g
片栗粉(Speisestärke)
40g
小麦粉
45g
砂糖
大さじ1
大さじ2
醤油
小さじ1
● アンズダケのかけ汁
アンズダケ
100g
150ml
しょうが
4〜5片
醤油
大さじ2
胡麻豆腐のアンズダケ添え
作り方
1. 鍋に胡麻ペースト、片栗粉、小麦粉、だし汁半量を加え、泡だて器でよく混ぜる。
2. 残りのだし汁と調味料を加え、弱火にかけ、20分ほどよく練る。
3. 型に流し入れ、冷蔵庫で半日以上冷やし固める。
4. アンズダケは、ごみを取り、洗って泥を落とす。(洗いすぎると風味がなくなるので注意)
5. しょうがと水を火にかけ、煮立ったらアンズダケを入れる。
6. 火が通ったら醤油を加え、再度煮立ったら火を止め、冷ます。
7. 胡麻豆腐を切り分け、⑥をかける。
*番外編*  アプリコットケーキ セサミ風味

ぽこぽこっと顔を出した アプリコットはお日様のよう。 夏の余韻に浸りながら。

材料 25×40cm型
アプリコット
500g
小麦粉
200g
胡麻ペースト
100g
バター
200g
L4個
砂糖
160g
少々
バニラエッセンス
2~3滴
アプリコットケーキ セサミ風味 作り方
1. バターと卵は室温に戻しておく。
2. アプリコットは筋に沿ってナイフを入れ半分にし、種を外す。
3. オーブンを180度に温める。
4. ボールにバターを入れ、泡立て器でクリームのようにする。
5. 砂糖を加え、さらによく泡立てる。
6. 卵を1個ずつ割り入れ、泡だて器でよく混ぜる。
7. バニラエッセンスと胡麻ペーストを加え、さらによく混ぜる。
8. ふるった粉を加え、へらで粉が見えなくなるまで混ぜる。
9. 型に入れ、表面をならす。
10. アプリコットを並べ、オーブンに入れて30分ほど焼く。
最終更新 Donnerstag, 23 Mai 2019 13:48