パプリカ・Paprika

Mittwoch, 14 Juli 2010 15:00

パプリカ・Paprika

パプリカ・Paprika

真夏の太陽に負けずとも劣らない色鮮やかさと張りのある夏野菜、パプリカ。ビタミンCやカロチンを多く含み、夏バテ防止に効果があるだけでなく、毛細血管を強化するビタミンPを多く含む健康食品です。

生のままで食べる際のシャキシャキ感も良いですが、さっと茹でたり、電子レンジでしんなりさせると、ドレッシングやソースの絡みがぐんと良くなります。皮を剥けばなおのこと。レシピには、よく「直火で真っ黒になるまで‥‥‥」なんてありますが、直火がなくても簡単に皮剥きできる方法を紹介します。

パプリカムース

猛暑でも食が進む爽やかな前菜です。色を楽しむため、パプリカとクリームの2層にしました(写真右)。

材料 4人分
パプリカ(赤)
2個
200ml
野菜コンソメ
小さじ1(500mlに対して小さじ1と表示してあるもので)
ゼラチン
5g
シェリー酒
大さじ2
生クリーム
少々
海老
4尾
レモン汁
大さじ1
ディル
少々
パプリカムース、パプリカマリネ中華風
左)パプリカマリネ 中華風、右)パプリカムース

作り方
1. パプリカを電子レンジにかけて皮を剥き(後述)、ミキサーもしくはフードプロセッサーにかけてピューレ状にする。
2. 鍋に水を入れて火にかけ、野菜コンソメとゼラチンを入れて溶かす。
3. 2. を濾し、野菜コンソメに含まれている野菜類を取る。
4. 1. のパプリカと 3. を合わせ、シェリー酒を加えて氷水で冷やし、粗熱がとれたら容器に移して冷蔵庫で2~3時間冷やして固める。
5. 海老は塩茹でして適当な大きさに切り、レモン汁をかけておく。
6. 4. に生クリームをかけ、海老を盛って仕上げに小口切りにしたディルをのせる。

パプリカマリネ 中華風

材料
パプリカ(赤・黄・緑)
各1個
あさつき
少々
漬けだれ
 
白ごま
大さじ1
大さじ2
醤油
大さじ3
ごま油
大さじ1
砂糖
大さじ2
唐辛子
輪切り3~5片

作り方
オーブンで焼いて皮を剥いたパプリカ(後述)をさらに細切りにし、漬けだれに入れて冷蔵庫で30分以上冷やす。仕上げに小口切りしたあさつきを散らす。
※そのまま食べても、写真(上)のように冷奴などと合わせても美味。また、中華だれの代わりに同量程度のバルサミコとオリーブ油に塩、好みの香草やにんにくを加えれば、イタリアンの前菜になります。

◇ パプリカの皮を剥く方法 ◇
パプリカの皮を剥く方法

電子レンジを使って
パプリカ(1度に2個くらいまで)を縦4つ切りにし、種やへたを取って耐熱皿にのせ、ラップをかけて電子レンジ強(700W前後)で3分。ひっくり返してさらに3分。ラップをかけたまま15分程置き、粗熱が取れたら皮を剥く。

オーブンを使って
オーブンは230~250度。耐熱皿にアルミホイルを敷き、縦に6~8つ切りにして種やへたを取ったパプリカを並べる(皮が上になるよう、写真のようにネットを使うと良い)。表面が焦げて黒くなるまで(約20分)焼き、敷いてあるアルミホイルで15分くらい包み粗熱をとってから皮を剥く。

最終更新 Mittwoch, 31 August 2011 12:07