兎(ウサギ)・Kaninchen / Hase

Mittwoch, 13 April 2011 16:00

兎(ウサギ)・Kaninchen/Hase

兎肉

昔のことだが、ドイツの片田舎のレストランで兎のステーキを食べていたら、突然グキッと固いものが。取り出してみると小さな金属の塊。父に言うと「この国では、運が良いってことだよ」と教えてくれた。野兎は散弾銃で撃つので弾が取り切れないことも。それを幸運の印にしてしまうとは、何とも心憎い。今は食用のほとんどが野兎ではなく家畜のKaninchen。淡白だが野禽(やきん)のような食感と風味で美味しい。今年の復活祭は、目だけでなく舌でも兎を楽しむというのはいかが?

兎のホワイトシチュー

白アスパラと兎、復活祭の黄金コンビ。付け合せはバターライスで。

材料 5人分
兎 1羽
小麦粉 大さじ山盛り3
バター 50g
ブイヨン 水750ml相当分
好みのハーブ(ローリエの葉、タイムなど) 適量
きのこ(Kräuterseitlingeがお勧め) 200g
にんじん 大1本
白アスパラ 500~750g
牛乳 300ml
塩・こしょう 適量
兎のホワイトシチュー
作り方
1. 兎は、もも×2、下半身、前足と胸肉×2の5つに切り分けて小麦粉をまぶす。
2. きのこはスライスし、にんじんは食べやすい大きさに切り、白アスパラはピーラーで皮を剥いて、根元の部分を1.5cm程切り落としておく。
3. 大きな深鍋にバターを溶かし、①の兎の肉を表面に薄く色が付くまで炒める。
4. 湯を少しずつ入れてバターと小麦粉をのばし、ブイヨン、ハーブ(ちょっと多めかなと思うくらいの量が美味しい)、きのこ、にんじんを入れて40分程煮る。
5. アスパラを入れてさらに15分程煮込む。
6. 仕上げに温めた牛乳を加え、塩・こしょうで味を調える。
兎肉・粒マスタード風味

準備時間15分、後はオーブンにお任せの、手間入らずのご馳走。

材料 5人分
兎 1羽
じゃがいも 大4個
ミニトマト 20個
にんにく 8片
ハムビッツ(Katenshinken)※1 30g
白ワイン 300m
粒マスタード 70g
オリーブ油 大さじ2
塩・こしょう 適量
好みのハーブ※2 適量
※1 塩漬け豚もも肉を燻製し、小さなさいころ状に切ったもの。ベーコンビッツより脂肪分が少なくコクがある。
※2 タイムや春らしい香りのエストラゴンがお勧め。写真は旬のベアラウフ(行者にんにく)を使用。
兎肉・粒マスタード風味

作り方
1. 兎は5つに切り分ける(前述)。
2. 耐熱皿の底にバター(分量外)をぬる。
3. ②に皮を剥いてスライスしたじゃがいもを並べる。
4. 兎肉に塩・こしょうをふり、両面に粒マスタードをたっぷりぬって③の上に並べる。
5. 皮を剥いたにんにくとミニトマト、ハムビッツを上にのせ、白ワインを注ぐ。
6. 表面が乾かないように、肉にオリーブ油をまわしかけ、200℃に温めたオーブンで1時間程焼く(途中、兎肉に出てきた汁をまわしかけるとより美味しい)。
7. 火が通ったらハーブをのせ、さらに10分程焼いて出来上がり。耐熱皿の底のソースをたっぷりとかけ、トマトをつぶしながら食べると美味しい。
最終更新 Donnerstag, 23 Mai 2019 13:30