19 August 2011 Nr. 881
印刷

にんにく・Knoblauch

にんにく Knoblauchピラミッドを建てた奴隷たちの滋養強壮にも用いられたというにんにく。夏バテ予防や疲労回復にもばっちりです。通常、料理のアクセントとして少量を使うことが多いですが、加熱することで気になる口臭が抑えられるだけでなく、甘味やほくほく感が引き出されて食卓の主役にも。ところで、通年出回っているにんにくは、水分を30%ほど飛ばして保存性を高めたもの。写真後方は5~8月のみ市場に出回る新鮮なもので、やさしく深い甘味があるので、ぜひ試してみてください。

にんにくのスープ

にんにくには電子レンジ!臭味が消え、百合根か銀杏のような芳香と滋味です。

材料  
にんにく
中2個(1個60g)
生クリーム
50ml
150ml
トマトピューレ 250ml
3個
塩・こしょう 適量
クルトン、パセリ 適量
にんにくのスープ 作り方
1. にんにくは皮付きのまま、1つずつラップで包み、電子レンジ中(500W前後)で各2分加熱する。
2. 皮を剥いて鍋に入れ、生クリームと水を加えて加熱しながら、フォークの底などでにんにくをつぶす。ここで裏ごしすると、なめらかなスープになります。
3. トマトピューレを加え、塩・こしょうで味を調える。
4. ポーチドエッグ作り。鍋にたっぷりの湯を沸かし、酢(分量外)を入れ、卵の殻を割って1個ずつ静かに入れる。好みの固さ(半熟であれば2分程度)になったら網杓子で丁寧にすくい、スープに添える。
5. クルトン、パセリを散らして出来上がり。
アーリオ・オーリオ

にんにく(アーリオ)とオリーブ油(オーリオ)の定番コンビ。こつを知れば、味がぐんと良くなります。

材料
4人分
オリーブ油
大さじ5
にんにく
6片

作り方
1. にんにくは、薄皮付きのまま包丁の腹か肉叩き、ビン底などで潰す。切らずに叩くことで皮が簡単に剥け、香りがよく出ます。
2. フライパンにオリーブ油を入れて①のにんにくを加え、よく馴染ませる。必ず火にかける前のフライパンに入れること。
3. 最初は強火。オリーブ油が熱したら弱火に落とし、にんにくが油に浸かるよう時々フライパンを傾けて香りをしっかり油に移す。

【アーリオ・オーリオのアレンジいろいろ】

その1 ぺペロンチーノ
アーリオ・オーリオに唐辛子とパスタの茹で汁を加え、パスタにからめる。

その2 きのこソース
アーリオ・オーリオにきのこを加え、きのこから水分が出てくるまで、じっくりと中火で炒める。塩・こしょうで味を調えれば、万能きのこソースに。

その3 魚や肉のロースト
塩・こしょうをふった魚や肉をアーリオ・オーリオで焼く。仕上げにタイムやローズマリーなどのハーブを加えると、さらに風味が高まります。

あると便利! にんにくプレッサー
にんにくプレッサー 薬味やレシピに「みじん切り」と書いてあるときに重宝するのがにんにくプレッサー。叩いて皮を剥いた後で使いますが、少々の薄皮ならそのままでもOK。