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Mo. 09. Dez. 2019

独社民党、反連立派が党首選勝利=メルケル政権、行方不透明に

【ベルリン 12月1日 時事】独連立与党の中道左派・社民党は11月30日、2人の共同党首を選ぶ党員投票の結果を公表した。メルケル首相の中道右派・キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立に批判的なエスケン連邦議会(下院)議員らの組が、肯定的なショルツ財務相らを破り当選した。

メルケル氏は2021年の下院任期満了まで連立政権を維持した上で政界を引退したい方針だが、実現するかは一段と不透明感が増してきた。

勝利したのは、エスケン氏とノルトライン・ウェストファーレン州のワルターボーヤンス元財務相。同党は12月6~8日の党大会で新党首を承認し、連立政権にも否定的な決定を下す見通し。ただ、両氏はまず与党間で連立協定の再交渉を行うとみられる。ワルターボーヤンス氏は「大事なのは(政策の)中身だ」として、連立の維持は再交渉次第と示唆した。

社民党は二大政党の一角として多数の首相を輩出してきたが、近年は緑の党や右派ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「ドイツのための選択肢」(AfD)に押されて低迷。連立を離脱し、再出発すべきだとの声が党内で高まっていた。

AfDもこの日、ガウラント共同党首の後任にクルパラ下院議員を選出した。
 

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