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ドイツ検察、被災地トップを捜査=洪水警報遅れで過失致死傷容疑

【ベルリン 8月6日 時事】ドイツ西部コブレンツの検察当局は6日、先月半ばに発生した洪水によるライン川支流アール川流域での被害をめぐり、警報の遅れによる過失致死傷の疑いで、被災地であるアールワイラー郡の行政トップ、プフェーラー郡長らの捜査を始めたと発表した。

検察は、郡長が「単独で決定権限を持っていた」とみられると説明。ただ、警報遅れをめぐっては連邦政府も批判されており、捜査の推移次第では9月の連邦議会(下院)選挙に影響する可能性もある。

洪水では、ドイツだけで189人が死亡。犠牲者の大半がアール川流域に集中している。検察は、洪水が差し迫っていた先月14日の「遅くとも午後8時半までには警報や避難指示が必要だった」が、実際には警報が遅れたり、説明の明確さが欠けていたりした疑いがあると指摘した。捜査の結論が出るまでには一定の期間を要する見通しという。
 
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