【パリ 4月8日 時事】欧州主要国首脳らは8日、米国とイランが2週間の停戦で合意したことを受け、歓迎の意を表明した。スターマー英首相はSNSへの投稿で「中東地域と世界につかの間の安堵(あんど)がもたらされる」とした上で「停戦を支援・維持して永続的合意に変え、ホルムズ海峡再開へ全力を挙げる必要がある」と述べた。
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は、停戦を仲介したパキスタンに謝意を示した。ドイツのメルツ首相は「今後の目標は、交渉によって戦争の恒久的な終結を実現することだ。われわれはパートナー国と緊密に連携していく」と強調した。
フランスのマクロン大統領は旧委任統治領のレバノンが「停戦(対象)に完全に含まれるべきだ」と訴えた。イスラエルはレバノン南部で親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する攻撃を続行している。
一方、スペインのサンチェス首相は停戦を「朗報」としつつ、「世界を燃え上がらせる者が(火消しの)バケツを持って現れても拍手は送らない」と、歓迎ムードに距離を置いた。サンチェス氏は米イスラエルのイラン軍事作戦に批判的な姿勢を貫いている。
3 April 2026 1260号
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