パートタイム労働の最低賃金が上昇
旧西独で時給8.50ユーロに
パートタイム労働審議連合(VGZ)とドイツ労働組合賃金連盟が9月17日、2014年1月からパートタイム労働の最低賃金を値上げすることで合意した。旧西独地域では3.8%、旧東独地域では4.8%の値上げが実施されることになり、西で時給8.50ユーロ、東で7.50ユーロが、パートタイム労働の最低賃金となる。
フォン・デア・ライエン労働相(キリスト教民主同盟=CDU)はこの決定を歓迎。一方、労働組合および社会民主党(SPD)、緑の党は全国一律の時給8.50ユーロの最低賃金導入を求めており、今回の決定はフルタイム労働も含めた最低賃金導入論議に拍車を掛けるものとみられる。