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メルケル首相が中国の北京、成都を訪問
清華大学で講演、学生に人権問題提起も

メルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU)が6~8日、中国を訪問し、自動車大手フォルクスワーゲンの中国工場や清華大学などを訪れた。ヴェルト紙が伝えた。

メルケル首相の中国訪問は今回で7回目。3日間にわたる訪問中には、首都・北京のほかに四川省の成都も訪れ、同市にあるフォルクスワーゲンの工場訪問や、出稼ぎ労働者の子どもたちとの交流などを行った。また現地の市場を案内されて、四川料理に必要な香辛料などを首相自ら買い求める場面もあった。さらに北京では技術工学のエリート大学として知られる清華大学で300人の学生を前に、成長と持続性についての講演を行った。メルケル首相は「開かれた自由な社会だけが、未来に成功を収めることができる」と述べ、中国の法治国家としてのあり方や民主主義、人権問題について言及した。

一方で首相は、「中国とドイツの間に意見の違いはあるが、両国間の関係には大きな可能性がある」ともコメント。メルケル首相の訪中期間中に、独中間で総額20億ユーロに相当する経済協定が締結された。

 
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