これは、CSUが導入を主張している難民受け入れ数「上限」の年間20万人より少ないことになる。また、9月に処理された難民庇護申請件数は7万件で、これは2012年の1年間に処理されたものよりも多い計算になる。9月は、新たに申請された件数よりも、申請書類が処理された件数の方が多く、難民申請が出されてから結果が出るまでの時間が平均2.1カ月に大きく短縮されていることをデメジエール内相(CDU)は指摘している。
また、9月の難民申請認定率は65%となっており、このうち、ジュネーブ協定に基づいた正規の難民庇護対象となる人の割合は25%。40%はこれに準じた庇護措置を受ける対象となっており、シリア人申請者の71%はこの、正規の難民認定に準じた形での認定を受けている。