ドイツ発ニュース

経営者が40歳以下の企業15%　企業の高齢化が進行中

Samstag, 08 April 2017 00:00

（デュッセルドルフ 4月8日）ドイツ企業の高齢化が進んでおり、40歳以下の若い経営者がいる企業の割合は、全体の15%に過ぎないことが分かった。人口全体の高齢化に伴って企業も高齢化しており、また低失業率を背景に起業を志す人が減少傾向にある。

一方で40歳以下の経営者がいる「若い企業」は、ドイツ経済の主翼を担っており、ドイツ商工会議所のシュヴァイツァー所長は「刷新的なアイデアで投資やプロジェクトを進めている」と評価。また2017年は新規雇用の5分の1が若い企業から創出されると予想している。

高齢化以外に企業が心配ごとに上げたのは、英国のEU離脱や米国の新政権誕生など世界情勢の緊張感となっている。

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