イスラム過激派グループ、サラフィストの活動と見られるコーラン無料配布キャンペーンがドイツの主要都市で行われており、当局は慎重に調べを進めている。
今回新たに出現したコーラン配布キャンペーンは、「We love Muhammad(私達はムハンマドを敬愛している)」の名のもとに実施されており、以前「真の宗教」を名乗るサラフィスト・グループが実施していた「Lies!(読め!)」と酷似。「真の宗教」及びコーラン配布キャンペーンは、昨年11月に活動を禁止されており、デメジエール内相(CDU)は、関係者140人以上がシリア等に渡航し、過激派組織「イスラム国(IS)」の支援をしていたことを理由に挙げた。
19 Apr. 2024 1216号
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