集中豪雨と落雷がドイツ各地を襲う

集中豪雨5月28日、29日の週末、低気圧エルヴィラの影響を受け、ドイツ南部の各地でゲリラ豪雨と暴風に伴う被害が出た。バーデン=ヴュルテンベルク(BW)州では洪水も発生し、ブラウンスバッハや、シュヴェービッシュ・ハレなどで甚大な被害が確認された。ネッカー川では船舶の交通が禁止される事態に。BW州当局によると、5月31日までに4人が死亡。当地では、わずか数時間のうちに、数カ月分に匹敵するほどの降水量を記録したという。また、落雷の被害も各地で報告されており、ドイツ西部ホップシュテッテンでは、サッカーの試合の終了直後にサッカー場に落雷があり、35人が病院に搬送された。落雷が発生した当時、雨はまだ降っておらず、雨雲もなかったというが、落雷警報は出ていた。警報や注意報には十分に気をつける必要がある。