保育士の多くが仕事にジレンマ やり甲斐と給与額の間で

Dienstag, 01 November 2016 08:00
(10月31日)保育士の多くが自分の仕事にやりがいを感じている一方で、給与額に不満を感じることが、ドイツ経済研究所(DIW)の調査で明らかになった。2015年、保育士の数は51万4206人を記録し、2002年の30万1087人と比較して71%増加している。このうち95%は女性が占めている。

近年の保育園増設政策を受けて、保育士の数はほかの職業に類を見ない増加傾向にある。

その一方で、給与額に不満を感じていると回答した保育士の割合は49%で、これは他業種では介護士に次いで高い割合だった。不満の原因として、多くの保育士がパートタイム勤務形態であることが挙げられており、31%が「もっと働きたい」としている。