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猛暑の英国、ドレスコードは?

今年の英国は、5月から異例の暑さが続いていますね。6月には過去最高の暑さを記録し、7月に入ってからも、夕方には気温がかなり下がるとはいえ、熱波がまたやってきています。
ここ数年は、毎年欧州に熱波がやってきて、英国でもその影響を大きく受けています。「家にはエアコンがないのは当たり前」という英国ですが、扇風機や冷風機を買う家庭が増え、周囲にも「そろそろエアコンを買わないと」と言い出す知人もちらほら出てきました。
わが家はまだエアコン購入にまで至らず、扇風機でしのいでいますが、このところ家の中では息子がいつも上半身裸状態で過ごすようになり、「半分日本人の血が入っているとはいえ、やっぱり英国人なんだなー」と、妙に感心してしまいました。というのも、英国では気温20度を超えたら夏という認識。そしてそうなれば、公園には半裸の男性や、ビキニを着た女性が芝生の上で日光浴をするのが常です。特に男性の場合、公園だけでなく、道で歩いている人でも上半身裸の人を見かけることは決して珍しいことではありません。だから家の中で半裸でいても、決してとがめられるようなことではありませんが、日本ではあまり見ることのない光景なので、なんだかわが息子が当たり前のように半裸でうろうろしているのが不思議な感じがしてしまうのです。
逆に、英国人からすると、日本の人々の夏の装いについては、かなり不思議に感じるようです。「こんなに日が照って暑いのに、あの腕につけているものはなに?暑くないの?」。以前、日本の友人が夏にロンドンに遊びにきてくれて、お天気の日に一緒にハイド・パークに出かけたとき、夫がそっと耳打ちしてきました。「あれは日焼けを防ぐためのもの。日本の女性の間ではけっこうよく使われているんだよ」友人が付けていた日焼け止め用のアームカバーについて説明しましたが、英国では見ることのないものなので、夫には理解するのが難しいようでした。もちろん、夏の日本一時帰国の時に見かけたUVカット手袋も、英国人の夫と子どもたちにとっては初めてみたときは目を疑ったようでしたが、私が日本人女性の美白にかける熱意を伝えると、ようやく納得したようでした。
私はすっかり英国の人たちの気楽な装いになじんでしまい、夏は人目を気にせずショートパンツで出かけるようになりましたが、ビーチ以外にビキニのトップを着て出かけることはまだしていません。実は先日、友人が家の中でビキニのトップを着ているのを見て、まだまだ自分は英国人にはなり切れていないな、と感じました。でもこの夏、もっと暑い日がやってきたら、思い切ってチャレンジしてみようかと密かに考えています。ところで、みなさんは、どんな装いで英国の熱波をしのいでいますか。



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