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Mon, 15 July 2024
4 July 2024 vol.1654

日英「永続的な友好願う」、先の大戦にも言及
天皇陛下が国王夫妻の晩さん会で英語であいさつ

ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれた晩さん会の様子ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれた晩さん会の様子。あいさつの間、天皇陛下(写真左)とチャールズ国王(同右)は頻繁にお互いの目を見て話されていた

(ロンドン 6月26日 時事)英国訪問中の天皇、皇后両陛下は6月25日夜、ロンドンのバッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王夫妻主催の晩さん会に臨まれた。国王に続き、天皇陛下も英語であいさつし、「日英両国には、友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありました」と先の大戦に言及。「お互いを理解し合う努力を弛みなく続け、永続的な友好親善と協力関係を築いていくことを心から願っています」と述べた。

晩さん会には、王族のほか、民間人も含め計約170人が出席。天皇陛下は、この日贈られたガーター勲章を身に着け会場に入った。

国王はあいさつの冒頭、両陛下に日本語で「英国にお帰りなさい」と語り掛けた。続いて「日英両国のパートナーシップの核心にあるのは、深い友情です。それは、暗い時代の教訓から生まれた、国際ルールと制度の重要性に対する相互理解に基づくものです」と述べた。

これに対し、天皇陛下は故エリザベス女王の招待から約5年を経て訪英が実現したことを「誠に喜びに堪えません」と述べた上で、「苦難の時を経た後に、私の祖父や父が天皇としてこの地を訪れた際の思いがいかばかりであったかと感慨深く思います」と昭和天皇や上皇さまの訪英時の心情に触れた。今回の訪英が「次代を担う若者や子どもたちに着実に引き継がれ、一層進化していく一助となれば」と述べ、「国王王妃両陛下のご健勝と、日英関係のさらなる発展と世界への貢献、両国国民の末永い幸せを祈ります」と結んだ。

英各紙が両陛下訪問を詳細に報道

(ロンドン 6月26日 時事)天皇、皇后両陛下の国賓訪問について、6月26日付の英各紙は国王夫妻主催の晩さん会の様子などを詳細に伝えた。

「タイムズ」紙は1面で、天皇陛下がチャールズ国王と馬車に並んで座り、笑顔で手を振られる写真を掲載。「英国びいきの陛下を、ジェームズ・ボンドのテーマと魚料理で歓迎」の見出しで、オックスフォード大に留学当時の逸話や国王との個人的な絆について伝えた。

「デーリー・テレグラフ」紙は「国王、天皇陛下を旧友のように歓迎」の見出しで、両陛下の写真を大きく掲載。晩さん会のあいさつで、国王が日本語で「お帰りなさい」と語りかけたことや、ポケットモンスターやハローキティなど日本文化を取り上げたことを報じた。

 
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