数多い在英中国人のお陰で、本場の飲茶が楽しめるロンドン。お洒落なレストランで食べるヨーロピアン料理も素敵だけれど、気の合う仲間数人でテーブルを囲み、ワイワイガヤガヤと点心をつつく時間はやっぱり楽しい。気取らず気軽に食事を楽しみたいなら、やっぱり飲茶。さあ、美味しい点心を食べに出掛けよう。
飲茶名人が語る飲茶のお話
飲茶名人 パトリックさん
「ロイヤル・チャイナ」ヘッド・マネージャー
忙しいレストランを切り盛りするパトリックさん。客をより満足させるようにとの気配りや行き届いたサービス精神には感心させられること請け合い。
飲茶の始まりは?
飲茶の習慣の始まりは定かではありませんが、一説によるとシルクロードだと言われています。まず、長旅に疲れた旅人のための休憩所ができ、そこでお茶が振る舞われたようです。しばらくすると、その近辺に暮らす農夫たちもお茶を楽しむために休憩所に集うようになりました。賑やかになったその休憩所で、お茶だけでなく軽食も出し始めたのが飲茶の原点と伝えられています。
香港では、茶楼や茶居と呼ばれるほとんどの飲茶のお店は朝早くから開いています。お茶と点心を楽しみながら、新聞を読むお年寄りや商談に励む人など、それぞれが思い思いの時を過ごしています。伝統的に飲茶のお店では、点心を出すのはお昼過ぎまででしたが、最近のロンドンでは、ディナーの時間でも点心が食べられるようになってきました。
飲茶と点心ってどう違うの?
飲茶とは、その字の如く「お茶を飲む」こと。あくまでもお茶を飲みながら家族や友人と語らいついでに軽食をつまむ行為が飲茶です。この習慣は、中国の広東省や香港で始まったと言われています。
飲茶の時に出される軽食が、点心(ディム・サム)と呼ばれています。点心は、中華料理の「菜(主食)」と「湯(スープ)」を除いたほとんどの料理を指し、シュウマイや春巻きなどおかず系の点心「鹹点心(シェンデェンシン)」とごま団子や杏仁豆腐などのデザート系の点心「甜点心(ティェンデェンシン)」に分けられています。
最近は点心がランチ代わりに食べられるようになってきましたが、元々は小腹が空いた時用のおやつ的な食事です。だから、かしこまったマナーはありません。あえてマナーを挙げるとするなら、「気の合う仲間と語らいながら楽しく食べること」ではないでしょうか。お茶を頼んだ場合は、お茶を注ぐ作業を交代ですることを忘れずに。
注文する時のコツって?
飲茶をする時には、できるだけたくさんの種類の点心を少しずつ食べたいものです。食べる順序は特にありませんが、味覚が麻痺してしまわないように、あっさりしたものからこってりしたものへ移っていくようにオーダーするのがベスト。蒸し器に入った点心をいくつか頼んだ場合は、積み重ねておくと食べる直前までホカホカに保てます。飲み物は、消化を促す作用のある中国茶(ジャスミン茶、ウーロン茶など)をお勧めします。油っぽい料理も胃にもたれることがありませんよ。
これであなたも飲茶通
テーブルを指でトントン
飲茶中、自分のカップにお茶が注がれた後に、3本指でトントンとテーブルを叩くジェスチャーをする中国人を見かける。これは「ありがとう」を意味する。おしゃべりと食べることに忙しく、口でお礼をいう暇さえもったいないので、テーブルを叩くと言われているが、この裏には実は歴史的な背景があるのだ。清朝の最盛期、当時の皇帝であった乾隆帝はお忍びで中国各地を旅するのを楽しみにしていた。ある時、中国南部でお付きの者たちと共に茶楼に入った乾隆帝は、身分を隠し通すため、お付きの者たちの茶碗にお茶を注いだ。お付きの者たちは、ビックリして床にひれ伏そうとしたが、そうすると皇帝の身分がばれてしまう。そこで皇帝は「床にひれ伏すことはない。中指を頭、人指し指と薬指を両腕を体に見立ててテーブルの上でひれ伏せばよい」と伝えた。この時のジェスチャーが一般に広まり、現在まで受け継がれているという訳だ。
ティー・ポットの蓋を裏返す
お茶がなくなったらティー・ポットの蓋をひっくり返しておく(あるいは、蓋部分が開いているようにする)と「お茶を入れてください」の意味になる。飲茶のレストランに限らず、ガヤガヤと賑やかなチャイニーズ・レストランでは、ウェイターやウェイトレスの気を引くのでさえ大変なことがある。ウェイターの方でも、テーブルに目を配っているつもりでも、ティー・ポットにどれぐらいお茶が残っているのかはなかなか遠目にはわからない。お茶ぐらいはいちいちウェイターを呼ばなくてもお代わりができるようにと生まれた合図がこの「蓋裏返し」なのだ。ただ蓋を裏返していても、ポットの口にぴったりとはまり隙間がないと気付かれないのでご注意を。
飲茶の殿堂「Royal China」が勧める、点心ベスト8
点心師 Po Ming Hoさん
繊細な技術が求められる点心を作る職人は、点心師と呼ばれる。ロンドンの飲茶の殿堂「ロイヤル・チャイナ」で働く香港出身のポーさんは、点心作り10年のベテラン。もっとおいしい点心を作りたいと、研究を重ねる毎日を送っている。


(ソンチムハーカオ)
Prawn Dumpling エビシューマイ £2.60
堂々の1位は、エビの風味が口一杯に広がるエビシューマイ。とろけるような皮、プリプリのエビとどこをとっても文句のつけようのないおいしさ。


(ゴンチャンシューマイ)
Minced Pork Dumpling 肉シューマイ £2.20
細かく刻んだ上質の豚肉を皮にくるみ、アクセントにオレンジ色のカニの卵を乗せたシューマイ。点心の王道をゆくジューシーな舌触り。

(フェーチュイタイチーカオ)
Scallop Dumpling 帆立シューマイ£2.60
材料の色が透けて見え、花が咲いたように見た目にも美しい帆立入りのシューマイ。コクのある帆立の風味が溢れ出し食欲をそそる。

(ユーチュイタオミルガオ)
Mange-tout Leaves Dumplings with Dry Scallop
さやえんどうと乾燥帆立のシューマイ£3.00
材料の色が透けて見え、花が咲いたように見た目にも美しい帆立入りのシューマイ。コクのある帆立の風味が溢れ出し食欲をそそる。

(ホーヤウチャーシューバオ)
Roast Pork Bun 肉まん£2.20
フワフワした皮で甘く味付けされたチャーシューを包んだ肉まん。割った瞬間、皮の甘い香り、チャーシューの香りが広がって食欲倍増。

(チンチャーマックユーベン)
Fried Squid Paste 練りイカの揚げ物 £2.20
細かく刻んだイカを団子状に丸め、油で揚げたもの。アツアツの時に、フィッシュ・ソースをつけて食べよう。

(レイヨンウーゴー)
Yam Paste with Dried Meat ヤム芋の揚げ物 £2.20
すりおろしたヤム芋を団子状にして揚げたもの。温度の高い油と、低い油の両方を使って揚げるので、周りがフワフワとなり、サクサクとした食感が生まれる。

(ラーメイローボーガオ)
Turnip Paste with Dried Meat 大根餅 £2.20
「大根餅」でそのまま通じてしまうほど、日本人客からの注文が多い点心。大根を煮こみ、形を整え蒸した後に焼き上げる。柔らかい食感が中国人家庭でも愛されている。「Royal China」ロイヤルチャイナ

この店なしにはロンドンの飲茶を語れないぐらい有名な飲茶の老舗。カジュアルな飲茶に高級感を持ち込んだのはこの店が最初だ。レストランのキッチンで丁寧に作りあげられた点心は、本当においしく、一度食べたら病みつきに。最近改築が終わったベーカー・ストリート店では、多種のお茶を楽しめるようになったのもうれしい。飲茶を扱うお洒落なレストランが増えてきているが、味を重視するならやっぱりこの店が本命。
| 営業時間 | 月~土 12:00-23:00 (金・土は23:30まで) 日・祭日 11:00-23:00 *飲茶は17:00まで |
| Queen's Way店 | 13 Queensway, London W2 Tel: 020 7221 2535 |
| Baker Street店 | 24-26 Baker Street, London W1 Tel: 020 7487 4688 |
| St. John's Wood店 | 68 Queens Grove, London NW8 Tel: 020 7586 4280 |
| Canary Riverside店 | 30 West Ferry Circus, London E14 Tel: 020 7719 0888 |
変わりゆく飲茶 ─スタイリッシュに飲茶を楽しむ
チャイニーズ・レストランでは初めてミシュランの星を獲得したハッカサン、その姉妹店であるヤウアッチャなど、最近、チャイニーズ・レストランのお洒落化が進んでいる。英国育ちの中国系移民が増えた結果か、味だけでなくプレゼンテーションも大切に考える店が増えてきているのだ。それは飲茶も同じこと。このページでは、モダンにそしてスタイリッシュに飲茶を楽しみたいという方にオススメのレストランをご紹介します。
Shanghai Blues シャンハイ・ブルース

チャイニーズ・ニュー・ウェーブの寵児
昨年2月にオープンしたモダン・チャイニーズ・レストラン。英国で手に入る新鮮な材料を用い、上海流の伝統を踏まえて作られた新しい点心が魅力。また、お茶はワゴンでテーブルまで運ばれ、客の目の前で本格的な方法を用いて入れられるので見ているだけでも楽しい。トニー・ブレア首相も顧客リストに名を連ねているという、これからの発展が楽しみな一軒。
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| Scallop Dumplings in Spinach Juice Pastry £3.50 | Salmon Dumplings with Gold Flakes £3.50 | Seafood Rolls with Mango £3.50 | ||
| ほうれん草を用いた皮でジューシーな帆立のお団子をくるんだ点心。中の帆立のおいしさもさることながら、モチモチした皮にも感動。そして、鮮やかな緑にうっとり。 | 英国産の材料で中国風のお味を追求した結果生まれた、サーモンのシューマイ。日本から輸入したという金箔付きで、気分も豪華に。 | マンゴー入りのシーフード・フライは、これぞモダン・チャイニーズというような一皿。揚げ物なのに全く油っこくなく、サクサクと軽いヘルシーな食感。 |
アンドリュー・ハンさん / ジェネラル・マネージャー
大学では建築学を勉強したというアンドリューさん。しかし、食に対する旺盛な好奇心が高じてレストラン業に転向。シャンハイ・ブルースを含め、ロンドンで3つのレストランをオープンさせてきたというやり手だ。「人はおいしいものを食べた時、自然と顔がほころびます。その満足した顔を見るのがうれしい」と語るアンドリューさんにとって、この仕事は天職。明るく人当たりの良いアンドリューさんの笑顔をお店で見かけたら、遠慮せず声をかけてみて。
| 営業時間 | 毎日12:00-0:00(ラスト・オーダー23:30) (飲茶は17時まで。但し、17時以降もスターターとして点心を召し上がれます) |
| 住所 | 193-197 High Holborn, London WC1 |
| TEL | 020 7404 1668 |
| WEB | www.shanghaiblues.co.uk |
Yauatcha ヤウアッチャ

女友達と行くならこの店
飲茶をファッション化することに見事成功したヤウアッチャは、セレブリティの目撃率が高いことでも有名な店だ。外観やスタイルだけでなく、お味の方も評判でリピーターも多い。中でもジューシーな小籠包はロンドン随一との評判。お洒落に気取って飲茶をしたい場合は、迷わずこの店へゴー。デザート類が夢のように充実しているのもうれしい。
| 営業時間 | 月~土12:00-14:30 / 18:00-23:30 日18:00-22:30 |
| 住所 | 15 Broadwick Street, London W1 |
| TEL | 020 7494 8888 |
Ping Pong ピンポン

手軽でファッショナブル
インスタントな新感覚で飲茶を提供するピンポンは、ヌードル・チェーンの「ワガママ」の飲茶版といった雰囲気。決して本格的な点心が楽しめる訳ではないが、ファッション性を重視する人には重宝する一軒だ。テーブルに置かれている注文票に、各自取りたいものを記入する気軽なスタイルで若者の人気を呼んでいる。ランチ・セット・メニューが10ポンドほどで食べられるのも魅力。グラスの中で花開くジャスミン・ティーをぜひ試してみて。
*8名以上の場合のみ予約受け付け
| 営業時間 | 月~土12:00-0:00 日12:00-22:30 |
| SOHO店 | 45 Great Marlborough Street, London W1 TEL: 020 7851 6969 |
| Westbourne Grove店 | 74-76 Westbourne Grove, London W2 TEL: 020 7313 9832 |



パン柄トートバック販売中




GHOST
JOHN ROCHA
香港に生まれ、アイルランド在住のジョン・ロシャのデザインは、黒とクリーム色がキーカラー。新作もこれら2色をベースに、差し色として赤が使われていた。
PAUL SMITH WOMEN
MANISH ARORA
インド出身のアロラは、植物や天使、ハートなどを模った多くのモチーフを刺繍とタペストリーで表現。エキゾチックな配色でキャットウォークを賑わせた。
UNCONDITIONAL
新人フィリップ・スティーブンズが作る、アンコンディショナル。厳寒下で身を守ることを念頭に、カシミア、メリノ毛糸、シルク・カシミア、綿絹の4種類を使ったニットが特徴。
BASSO & BROOKE
英国人ブルックとブラジル出身のバッソによるユニット。新作はロココ朝やビクトリア時代などにヒントを得て、肩幅の狭いジャケットなどの現代的なシルエットに。
AVSHALOM GUR
公式スケジュールとは別に行われた非公式スケジュール「OFF」で33のデザイナーが新作コレクションを発表。その中の一人、アブシャロム・ガーの新作は放浪生活をするベドウィン族に発想を得て、布を多用し造形に配慮したデザインが目立った。
インタビュー中にも国籍のさまざまな知人達が、コシノさんのショーの成功を祝いに、どんどん声を掛けて来る。そんな姿に、自分自身をしっかり持ち色々な価値観の人たちとかかわっていく彼女のクリエーティブなエネルギーの源を見たような気がした。
午前中の穏やかな天気が午後になって一転、吹雪まで降った2月のある日、ロンドン北西部の閑静な住宅街に建つ家に到着。家主の女性に迎えられ、案内されたのは新人デザイナー、ルベックセン・ヤマナカのスタジオ。ユニットを組んでから6コレクション目、ロンドン・ファッション・ウィークの「OFF」スケジュールに参加するのは3回目という彼らに今の生活について伺った。
在学中は一緒に作業をした経験はなかったが、山中さん(Y)があるニットのコレクションを手がけることになり、たまたまヒルダ(H)さんにパターン引きを頼んだのがデザイナー・ユニット誕生のきっかけに。「とりあえず作ってみようか」と秋冬の新作がわずか十数点しかなかった頃、突然バーニーズ・ニューヨークから50ピースの大口のオーダーが入った。工場の手配ややり取りも手探りだった2人だが、なんとか無事に納品。そして次の作品を見せて……としているうち、次第にオーダーが来るようになった。
ルベックセン・ヤマナカは、ギャラリー「リビングストン・スタジオ」内のスタジオで製作している。ギャラリーは一般の方に公開しており、見学自由。美しいアール・ヌーボー朝の文字が目印。
山中朋子さん(写真左)……日本では会社員生活を送り、趣味として編物にかかわる。ご主人の仕事の関係で渡英後は、チェルシー・カレッジ・オブ・アートでファッションのBA(修士号)を取得、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートでニットウェアMA(文学士号)を専攻、02年卒業。
湖水地方の北部に位置するアルズウォーター湖。この湖のほとりで、ワーズワースが名作「水仙」を詠んだと伝えられている。ここでボートを運転する船長のロバート・ファラムさんは、船長室から覗く景色を指差しながら、まるで彼がその姿を実際見たかのように、ワーズワースが散策したコースをこと細かく教えてくれた。「ワーズワースが歌に詠んだ湖で船を運転する気分というのは、とにかくもう夢心地だね。たまに自分の頬をつねって、どれだけ自分が幸せかって言い聞かせてやるようにしているんだ」と嬉しそうに話すファラムさん。湖水地方を語る上で、ワーズワースの存在は非常に大きな意味を持つようだ。
アルズウォーター蒸気船 
ライダル・マウント
ブラックウェル館
趣味としての旅行が始まったばかりの頃、「クライフ・ステーション」と呼ばれる展望台が湖水地方に建てられた。1773年に発行された旅行ガイドに同展望台に関する記述があるというので、その歴史はかなり古い。まだ写真が普及していなかった時代、当時の旅行者たちはこの高台の上で、色セロハンを通して異なる季節ごとの景色を想像したり、鏡に反射させることで切り取った風景を脳裏に刻んで思い出に残したという。
英国内の各都市がさらなる発展を遂げるなか、1895年に自然保護団体「ナショナル・トラスト」が設立される。この組織への多大な貢献を果たしたのが、湖水地方の絵本作家ベアトリクス・ポターである。
これらの活動を通して得たお金で、ポターは盲目的といっていいほどに湖水地方の膨大な土地を買い集め、そして自ら環境保全に努めた。そして死後は4000エーカー(約480万坪)にも及ぶ土地をナショナル・トラストにすべて寄付し、湖水地方の英雄となった。これが絵本作家ポターのもう1つの顔である。ピーター・ラビットの物語を再現した「ベアトリクス・ポターの世界」のリチャード・フォスター館長は「ポターは彼女の不動産購入の手続きを請け負った事務弁護士と結婚して、ヒル・トップの農場からキャッスル・コテージと呼ばれる場所に移り住みます。しかし作家としてインタビューに応じる時は、いつも必ずヒル・トップに戻っていた。当時の人々は、絵本作家のポターと、地域発展のための活動家としての彼女が同一人物ということさえ知らない人も多かったんじゃないかな」と振り返る。
ベアトリクス・ポターの世界
ナショナル・トラストの管理人として区域内の森林を見守るファリントンさんは、環境に配慮した管理を行っている。そのうちのひとつが「ヘッジレイング」と呼ばれる手法。羊、牛など野生の動物を放し飼いで飼育するには生垣を作る必要があるが「ヘッジレイング」は、言わば天然の生垣を作るための伝統的な農法なのである。まずは木を根っこから切り取り、次々と地面の上に重ねる。次にそれぞれの枝を結ぶことで木々を束ね、木くぎで止めて野生の生垣を作る。まだ針金やコンクリートがなかった時代に生まれた、環境に優しい歴史の知恵である。野山に住む小鳥たちはこの木々の下に巣を作り、ネズミやヤマアラシなどの隠れ家にもなるというわけだ。
イングリッシュ・レイクス・ホテル
リンデス・ハウ・カントリー・ハウス
マウンテン・ゴート
湖水地方の最高峰に位置するパブの主人
タクシー運転手
湖水地方を管轄するナショナル・パーク・オーソリティー
ヒル・トップにあるおみやげ屋さん
ホテルに併設されたパブ、部屋には木製の家具、笑顔を絶やさず親しげに接してくれるスタッフと、暖かく庶民的な雰囲気を持つホテル。また週末には、地元の人も集うというレストランでの食事はお勧めで、特に湖水地方の地場ものであるラム肉は絶品。
ワーズワースやポターらも招待されたという荘園領主の邸宅。かつて奴隷売買のの舞台にもなったという地下室は今はワイン倉庫となっており、格調高い内装のレストランでの食事はまさに最高の贅沢。また湖を見渡すホテルからの眺めは圧巻。
湖水地方で癒しのひとときを、英国で最も美しい湖畔にある美しい低塩で、のどかで静かにお過ごし下さい。
森林に面した、見晴らしのよい小高い丘の上に立つゲストハウス。近年まで英国紳士が住んでいたというだけあって、アンティーク家具に囲まれたそれぞれ個性豊かな部屋が用意されている。
森林に面した、見晴らしのよい小高い丘の上に立つゲストハウス。近年まで英国紳士が住んでいたというだけあって、アンティーク家具に囲まれたそれぞれ個性豊かな部屋が用意されている。
湖水地方では唯一、日本語による解説付きツアーをアレンジ。料金には全ての入場料及び、クルーズ代が含まれている。

四方を海に囲まれた島国、英国。そんな土地柄、魚介類に恵まれているはずなのに、英国のスーパーで見る魚は、種類は豊富ではないし、新鮮さも疑問。そしてお値段も決して安くはない(涙)。そこで、この「魚三重苦」を乗り越えるべく、魚恋しい日本人が期待を胸にビリングズゲート・フィッシュ・マーケットへ行ってきました。今回は、英国の築地(?!)とも言われるビリングズゲートを中心に、英国のサカナ事情をお届けします。
東ロンドンに位置する魚卸市場。ロンドンで流通している魚介類のほとんどはここで仕入れられていると言われている。英国内では最大の魚卸市場で、年間平均2万5000トン(内40%は輸入物)の魚介類がここで取引される。大量に買わないといけなかったりするが、基本的に一般人でも購入可能。
今では、フィッシュ・マーケットとして知られるビリングズゲートだが、当初はとうもろこし、石炭、鉄、ワイン、塩、陶器など様々なものを扱う卸市場だった。しかし1699年に、どういったことかビリングズゲートを魚に特化したマーケットとする決議書が国会を通過し、以後、ビリングズゲートと言えば魚という公式が出来上がっていったのだ。そんなフィッシュ・マーケットでも取り扱いが禁止されていたものがあった。それは、ウナギ。当時ウナギの売買は、オランダ人漁師の専売物だったのだ。これは1666年のロンドン大火災時に、オランダ人漁師たちがロンドナーたちに食料を提供したお返しとして与えられた特権だった。
値段が表示されていないのがマーケット初心者には怖い所だが、お店の人は親切に正直に教えてくれるのでご安心を。ちなみに、1月31日時点での平均価格は下記表の通り。ビリングズゲート・マーケットは、誰でも入場可能で、一般人でも商品を購入できるが、初めての時は魚に詳しい人と行くのがコツ。魚の見方がわからないと少し古い魚をつかまされることもあるとか(それでももちろん食べられますが)。必然的に購入単位が大きくなるので、友達や御近所の人を誘って買い出しに出掛けよう。
T&S Enterprises (London) Ltd. 
このレシピは、あたりやアクトン店のMawjuthさんに聞きました。「マリネ液には、お好みでお酒(大さじ2が目安)やおろししょうがを加えても美味しいですよ。」
③を②のたれに漬けて、
もうすぐやってくる、イースター・ホリデー。今年は4月14日(金)のグッド・フライデーから、17日(月)のイースター・マンデーまでの4日間がそれに当たる。せっかくの4連休なのだから、ユーロスターを利用してベルギー旅行としゃれ込むのはいかが?おいしいビールを飲んだりダイヤモンドを買ったりなど、ニュースダイジェストが提案する、ブリュッセル・ブルージュ・アントワープの楽しみ方をご紹介!
いつも人の山に囲まれている、小便小僧。
1つの建物の中で、15世紀から17世紀にかけてのフランドル派およびオランダの作品などを所蔵する古典部門と、19世紀から現在に至る作品を集めた近代部門に分かれている。それぞれ内部でつながっている。※3月17日(金)から7月23日(日)まで、20世紀初頭のアール・ヌーボーをテーマにした大展覧会「L'Art Nouveau,La Maison Bing」を開催予定。
王立美術館の真向かいに建つ、楽器博物館。建物自体がアール・ヌーボー建築として卓越しており、所蔵している楽器の数は6000点を超える。最上階にあるレストランからは、ブリュッセル市内の絶景が見渡せる。
ブリュセル市内の繁華街に建ち、1912年の創設以来、安定した人気を保つレストラン。テノール歌手、プラシド・ドミンゴも訪れたことがある。ムール貝のほか、帆立貝などのシーフード、チーズ・フォンデューなど多彩なメニューが自慢。予約がオススメ。
20世紀初期に一世を風靡した芸術様式アール・ヌーボー。その代表的建築家といわれるビクトル・オルタ(1861-1947)が自ら建築し家族とともに生活した館が現在美術館となって公開されている。一歩中に入ると、階段の手すりからドアノブまですべてに草木をモチーフにした曲線的デザインでインテリアが統一されており、気分はまるで別世界。
ベルギーを旅行中に一度は注文したいのがこのクワック・ビール。アルコール度が高いエールの部類に入り、底が丸い独特の形のグラスで飲むのが特徴。このデザインは、18世紀当時、宿屋に立ち寄った駅馬車の運転手達が手袋をはめたまま取手つきのマグからビールを飲む姿を見た、宿屋の経営者がひらめいたもの。おかげで手袋のままでも持ちやすく、また駅馬車のあぶみの上でもゆっくり飲めるように。先見の明があった経営者の名前P・クワックがそのままビール名になった。
街の中心となるマルクト広場には、ギルドホールと鐘楼がある。鐘楼への366段の階段を上ると、眼下にブルージュの街を見渡す見事な景色に出会う。途中、47個の鐘からなるカリヨンがあり、美しい音色が鳴り響くコンサートが開催されることも。
高さ122メートルの塔が目立つ、ノートルダム教会。残念ながら塔の内部を登ることは出来ないが、ここの美術館が所蔵する美術品の素晴らしさはほかに引けを取らない。写真のミケランジェロ作品のほか、ファン・アイク作「十字架上のキリスト」などがある。
02年、ブルージュがユネスコの欧州文化都市に指定されたのを受けて、日本人建築家、伊東豊雄が建設したパビリオン。ローマ時代からのカテドラル跡地に立てられたこの建造物は、歴史と未来の文化を表している。当初は1年だけのプロジェクトとして取り壊す予定だったが、市民の強い要望により永久保存が決定した。
新旧の魅力が同居する話題の街
街の中心部には、画家ルーベンスが1610年から彼が死去した1640年まで生活した家がある。ルーベンスはここを住居兼アトリエとして利用し、美しい庭園のデザインも自ら手がけた。当時は絵画モデルや画商など多くの来客で賑わった家も、今ではミュージアムとなりルーベンスの自画像を含む合計10点の作品を所蔵している
2つの通り(DrukkerijstraatとNationalestraat)が交差する場所に建つ白い建物はモード・ナシーと呼ばれ、アントワープのファッションの拠点。02年にオープンし、書店やモード・ミュージアム(MoMu)、そして王立アントワープ美術アカデミーのファッション科などが入っている。周辺にもデザイナー・ショップが並んでいるので、ショッピングにも最適だ。※MoMuでは、3月7日(火)~8月13日(日)まで日本のデザイナー、山本耀司の展覧会「Dream Shop」を開催。実際にデザインを来場者が試着できるコーナーもあるとか。


もう一つ、成功のキーといえるのが、独特な資金調達方法だ。一般的に、ショーの制作は劇団が行う。その場合、スケジュールは前もって決められ、資金もすべて準備しておかなければならない。一方ウエスト・エンドとブロードウェイにおいてショーは公演単位。その都度キャストや演出家は変わる。
ウエスト・エンドは一言でいうならば、「音楽重視のドラマチックな舞台」が特徴。派手さには欠けるが、印象的な楽曲が数多く使われ、ドラマチックにストーリーが展開していくというのが、ウエスト・エンドにおける一つの王道となっている。有名な作品としては、「キャッツ」、「オペラ座の怪人」、「ミス・サイゴン」など。ストーリーの題材も、現実社会に起こる問題を真っ向から捉えた骨太なものが多い。
一方、ブロードウェイは「ダンス重視の絢爛豪華な舞台」が売り。華麗で洒落たダンスが舞台狭しと繰り広げられ、とにかく楽しく夢のような別世界に観客を誘ってくれる。代表作は「42ndストリート」、「シカゴ」「クレイジー・フォー・ユー」など。厳しい現実をつかの間忘れて楽しもうというのがブロードウェイの信念ならば、事実から目をそらさず、苦しみながらも必死に生きる人々の真摯な姿をそのまま描き出すのが、ウエスト・エンドの心意気なのかもしれない。
Victoria Palace
Prince Edward
Palace
音楽一家に生まれたアンドリュー・ロイド=ウェバーは、幼い頃から音楽の才能を発揮、「キャッツ」、「オペラ座の怪人」などのヒット作を次々と世に生み出した。「オペラ座の怪人」以降、いまいちパッとしなかった彼が、万全を期して発表したのが「The Woman In White」だ。音楽家としてだけでなく、実業家としても成功しているロイド=ウェバーは、「リアリー・ユースフル・ グループ」という会社を経営、パレス劇場はじめ9つの劇場を所有している。常にお金が問題となる演劇界。感性とビジネス感覚を共に併せもった彼のような才能は、なくてはならない存在だ。
Queen's
Phoenix



ローマ時代の温泉街として有名なバースにも、もちろんクリスマスはやってくる。 2001年から始まったという、街の名物である大浴場の前に広がる自慢のマーケットには、手作り感に溢れた123のストールが並んでいる。その反対側に立つ大聖堂には荘厳な光が反射しており、この景色だけでも一見の価値はあり、またこの辺りは観光地として名高いだけあって、スパなどのほかにもあらゆる種類の娯楽施設が充実している。 古き伝統と現代の利便性が混在するこの街で、体の中からも外からも温もりを味わうことができるだろう。


ベルギー国境の山間部にあるモンシャウは、17世紀ドイツの木組みの家々がそっくりそのまま残るメルヘンチックな町。ルーア川のそばのマルクト広場に立つクリスマス・マーケットは、この時期に降り始める雪を背景に、同地方で最もロマンチックなマーケットといわれている。また広場から徒歩5分の高台にあるお城では、中世の衣装をまとった人々と動物たちがキリスト誕生の場面を再現する「生きたクリッペ(Lebende Krippe)」を上演、敬虔で厳かなクリスマスの雰囲気を味わうことができる。
黒い森に隣接した温泉保養地バーデン・バーデンは、「欧州の社交場」「欧州の夏の首都」などと呼ばれるが、クリスマスの季節になると、夏とはまた違った顔を見せてくれる。コリント式の列柱が見事なクアハウスの周りにはかわいい屋台が軒を連ね、冬の風物詩に色を添える。ここの自慢はキリスト生誕の場面を人形で再現した等身大のクリッペ(Krippe)。羊の鳴き声と新鮮な干し草の香りが、キリスト誕生の世界へと誘ってくれる。






