この看護婦は、イギリス国内でも最も混雑している救急病棟の一つと言われている、ウェールズの首都カーディフにある病院の病棟に勤務。同病棟では、2時間半の待機を余儀なくされた揚げ句にほかの患者の目の前で妊婦が流産してしまうなどの事態が発生しているという。
イラクの紛争地帯で6カ月間にわたり負傷兵などの治療を行った経験がある彼女は、「看護婦が受けるストレスは、紛争地帯以上」であると訴える公開書簡を作成。同病院の責任者は、この書簡について「(現状を改善するための)強力な動機付けとなる」と述べている。
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