ホワイトホールは、スタンドアップ・コメディーから俳優までマルチにこなすコメディアン。今回演じるのは、本作品のヒロイン、英女優エミリー・ブラント扮するリリーの兄弟役で、性格は「おもしろく、なよなよした男性で女性に興味がない」。「ガーディアン」紙は、ストレートのホワイトホールがあえてゲイ役を演じることで、映画界におけるジェンダー問題を再考する契機になるのではと指摘している。
主演は、アドベンチャー映画よろしく筋骨隆々とした米国人俳優、ドウェイン・ジョンソン(46)で、ホワイトホールとの関係性も気になる。現代ほどLGBTQ+に理解のない19世紀の社会を舞台に、主人公たちがどのように描かれるのか、注目が集まっている。
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