METの調査予測によると、世界の温室効果ガス排出量が削減されない場合、イングランド南部のほとんどで、2040年代までに氷点下の日が見られなくなる可能性がある。また、2080年までには、氷点下になる地域がスコットランド北部の高地の一部だけになる。その結果、今世紀末までには地面を雪が覆うという光景が、一部の高地をのぞきほぼ見られなくなるという。
この予測は、世界の排出量がこのまま増加し続けると仮定した場合だが、現実になる可能性がかなり高いという。また、世界の排出量が削減されれば、英国は大きな気温上昇を回避できるものの、平均気温は依然として上がる可能性がある。
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