環境保護団体グリーンピースUKによると、私たちになじみのある使い捨てマスクは、ポリプロピレン生地と呼ばれるプラスチックの一種から作られている。土に返るには約450年かかる可能性がある上、海では魚やほかの海洋生物がマスクをクラゲなどの食物と間違え誤って摂取し、死に至ることもあるとか。南デンマーク大学の研究者チームは、そうしたマスクが世界中で毎分300万枚も廃棄されていると発表。ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンも、英国の人口の半分が1日1枚、1年間使用した場合、その枚数は120億枚になると述べている。しかも、異なる材質の組み合わせでできているためリサイクルも難しく、地方自治体が行うには費用がかかりすぎるのだとか。
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