6日の戴冠式では、1時間近い儀式の間、重そうな宝剣を微動だにせず掲げ続け、多くの注目を集めたペニー・モーダント枢密院議長。実は儀式の前に、念のため鎮痛剤を服用していたとインタビューに答えた。BBCほか各紙が伝えた。
宝剣は長さ120センチ、重さが約3.5キロ。ダイヤモンドをはじめとした宝石が散りばめられており、これを垂直に掲げ続けるモーダント氏の様子を中継で見た人々は、そのスタミナをSNSなどで称賛した。同氏はBBCのインタビューで、特にこのために体を鍛えることはしなかったが、念のため事前に鎮痛剤を飲み、靴はなるべくフラットなものを選んだと語った。また、印象深い青いドレスに関しては、前職者はきっと黒で正装をしていたと思うが、現代らしさを出すためにそのドレスを選んだと述べた。同氏は儀式で宝剣を掲げた初の女性となった。
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