2013年の1月から9月にかけて地方自治体が受けた近隣住民に関する苦情件数を調べた調査によると、住民一人当たりの苦情件数が最も多かったのは、スコットランド北東部のファイフだった。「ガーディアン」紙などが報じた。
調査は、チャーチル・ホーム保険会社が情報公開法に基づき全国406の地方自治体に情報の開示を求め、うち318の自治体から届いた返答をまとめたもの。これによると、ファイフの自治体には同期間中に1万9070件の苦情が寄せられた。住民1000人当たりに換算すると、53人が苦情を申し立てた計算となる。2番目に多かったのは、イングランド北東部のニューカッスル・アポン・タイン(同1000人中45人)、3番目はロンドンのウェストミンスター(同1000人中40人)だった。
苦情の主な原因としては、音楽や飼い犬の鳴き声などの騒音、ごみの放置、ねずみなどの害獣・害虫問題などが挙がっている。
一方、最も苦情件数が少なかったのは、イングランド南西部コーンウォール半島沖にあるシリー諸島で、同期間中、わずか1件しか苦情がなかった。
Sun, 03 November 2024