英各メディアは13日、サッカーのワールド・カップ(W杯)ブラジル大会の開幕戦となったブラジル対クロアチア戦で、日本の西村雄一主審が与えたPKの判定に対する見解を報じた。
BBCは「最小限の接触しかなかったにも関わらず、西村主審はロブレン選手がフレンジ選手を倒したと判定した」と報道。またイングランドの元サッカー選手であるフィリップ・ネヴィル氏による「(西村主審は)大部分において正しい判断を下していたが、あのPK判定に対しては失望することになるだろう」との発言を引用している。
「デーリー・ミラー」紙は、「今大会の開幕戦に関しては、ほかの何よりも西村主審の判定が記憶されることになるかもしれない」と伝えた。
「ガーディアン」紙は、西村主審が「一晩中、ブラジルに対して明らかに寛容であった」と報道。またブラジル代表と主軸のネイマール選手は今後パフォーマンスを向上させる必要があると述べた上で、「西村主審ほど協調的な審判がいつもいるわけではないのだ」と強烈な皮肉を披露している。
Tue, 03 December 2024