「エコノミスト」誌の電子版は5月21日、「大阪都構想」が住民投票で否決されたことを受けて、橋下大阪市長の人物評を掲載した。
同記事は冒頭で、大阪都構想が住民投票で否決された件に言及。「かつて日本を魅了した」橋下氏にとっては「驚くべき逆転負け」になったと説明している。
また同記事は、安倍首相と橋下大阪市長を「いくつもの国粋主義的な大義を共有する友人同士」と形容。大阪で行われた今回の住民投票を、政府は「憲法改正の国民投票に向けての舞台稽古」と見なしていたと伝えている。
さらに橋下氏が大阪市長を退任後、安倍首相が同氏を内閣に招聘するとの噂が流れていると紹介。橋下氏による従軍慰安婦についての過去の発言などに触れた上で、「同氏は予測不可能な右翼であり続ける」と述べている。
Sun, 23 March 2025