「エコノミスト」誌の6月20日号は、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて建設が計画されている新国立競技場の建設案に関する混乱について報じた。
同記事の見出しは「巨大な亀か、それとも白い象か」。「巨大な亀」は同競技場の現行案について「列島の水没を待つ亀のよう」と表現した日本人建築家の磯崎新氏の発言を、「白い象」は「無用の長物」を意味する英語表現を示唆している。
また建設作業に全く手を付けていない段階で既に新国立競技場は「嫌われてしまっている」と形容。「予算の高騰と建築的な破壊行為は五輪に付き物」であるとも伝えている。
Sat, 09 November 2024