「ガーディアン」紙の電子版は4月27日、世界各国で高齢化が進行するに伴い、各都市がどのような発展を遂げているかを分析する記事を掲載した。
同記事によると、人口の4分の1以上が65歳超である東京においては「高齢になっても働くということは個人的な偉業に留まらない。今や急速に社会的に必要不可欠となりつつある」。また東京の公共の建物や駅などでは階段に加えて傾斜路やエレベーターが用意されているのが一般的であると説明。さらに東京では、老眼の人でも理解できるように信号機やATMには音声機能が付けられているとも伝えている。
同記事では、これまで都市は若者向け、郊外や田舎は高齢者向けという住み分けがなされてきたが、都市化と高齢化が進んだ現代においては世界中で「高齢者向けの都市」作りという新たな現象が生まれていると述べている。
Tue, 03 December 2024