(シリコンバレー 4月24日 時事)米グーグルは23日、利用者ごとのウェブサイト閲覧履歴を追跡する技術「サードパーティークッキー」について、年内としていた廃止時期を2025年に延期すると発表した。延期は3度目。代替技術を巡り、競争法上の観点から英規制当局との調整が難航しているため。
グーグルは、同社製のウェブ閲覧ソフト(ブラウザー)「クローム」でこの技術を提供しており、広告会社がウェブサイト閲覧者の関心に沿った「ターゲティング広告」を配信するのに利用してきた。個人情報保護を求める声が強まる中で20年に廃止計画を公表したが、その後、先延ばしされている。
グーグルは、同社製のウェブ閲覧ソフト(ブラウザー)「クローム」でこの技術を提供しており、広告会社がウェブサイト閲覧者の関心に沿った「ターゲティング広告」を配信するのに利用してきた。個人情報保護を求める声が強まる中で20年に廃止計画を公表したが、その後、先延ばしされている。