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ロンドンのゲストハウス
Di. 12. Nov. 2019
のら〜りくらり 散歩のススメ
ちょっと時間に余裕のある週末。日々の喧噪を忘れて、ふらっとどこかに遊びに行きませんか?遠出しなくても少し足を伸ばせば、意外な発見があるかもしれません。このコーナーでは、ドイツの主要都市から日帰りで行けるとっておきの散歩コースをご紹介します。

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シュタイナウ(Steinau an der Straße)

シュタイナウ

いわゆる「ドイツ・メルヘン街道」沿いに位置し、周囲を山で囲まれたのどかな街。旧市街のメイン・ストリートは、中世にフランクフルトとライプツィヒを繋ぐ重要な通商路として発展し、1290年には市制と市の権利を与えられて(そのため街の名にan der Straßeという名が付いています)現在のシュタイナウの原型ができました。1791年、グリム童話の作者グリム兄弟はハーナウ(Hanau)から父親の故郷であるこの街に移り住み、幸せな少年時代を過ごしたと言われています。
www.steinau.de


Steinau(Straße)駅を出て、山に囲まれたのどか な風景を楽しみつつ、アルテ・バーンホフ通り(Alte Bahnhof Straße)をひたすらまっすぐ旧市街へ向かうこと15分。見渡す限り山と民家のみで少し不安になりかけた頃、キンツィヒ川に架かる橋が現れ、その向こうに旧市街の街並みが見えてきました。橋を渡った先の、その名も「グリム兄弟通り(Brüder-Grimm-Str.)」を左に曲がれば、そこはもうメルヘンの世界。石畳の通りに立ち並ぶカラフルな色彩の木組みの家々が出迎えてくれます。そんなメルヘン街道のイメージ通りの風景に目を奪われつつ通りを先に進むと、カエルとお姫様の像を発見。その奥にはグリム兄弟の家(Brüder Grimm Haus)があり、中にはグリム兄弟に関する資料が展示されていました。先ほど見た像は、グリム童話「カエルの王様」の像だったようです。

シュタイナウ(写真上)
メイン・ストリートの入り口。
かつて通商路だった証がここに

(写真下)
カエルの王様の像。
この奥にBruder Grimm Hausがあります

その後、インフォメーションを訪ねてみましたが、この日は土曜日で13:30からの営業。というわけで、早速お昼をいただくことにしました。そこでたまたま選んだレストランが、実はグリム兄弟にゆかりのある建物であると聞いてびっくり。彼らはお父さんが亡くなった後、それまで住んでいた家を追い出され、一時的にこの場所に住んでいたそうです。現在はドイツ料理のレストランになっていて、店のおじいさんが親切に対応してくれました。

シュタイナウ
レストラン
“ Rosengarten ”
Bruder-Grimm-Str.84

お腹が満たされたところで、再度インフォメーションへ。そこではフレンドリーなおばちゃんが対応してくれ、私が日本人と分かるやいなや、日本語の案内を手渡してくれました。ここでは、グリム童話に出てくるキャラクターに扮した案内人によるガイドツアーを行っているそうです。基本的に予約が必要ですが、4~10月の間、毎週日曜日には飛び込み参加もOKとのことです。(大人1人4ユーロ、14:00に「メルヘンの泉(Märchenbrunnen auf dem Kumpen)」前集合)

インフォメーションを出てすぐ右手にある市庁舎を通り過ぎ、さらに奥へ進むと、ルネッサンス様式のお城がそびえ立っています。これは16世紀にハーナウの伯爵たちによって建てられた城で、現在、中はグリム博物館(Grimm Museum)になっています。そこではグリム童話にまつわるマリオネットが展示されていて、「ブレーメンの音楽隊」や「赤ずきん」「ヘンゼルとグレーテル」など様々なグリムの世界が表現されていました。

シュタイナウz
グリム童話の各場面が描かれた家
www.toepferei-dietz.de

お城を後にし、再び通りに出て家並みを楽しみながら歩いていくと、すぐに旧市街が終わってしまいました。そのまま折り返すのも良いですが、時間があれば少し脇道に逸れて、城壁を眺めながら川沿いのあぜ道を歩くのもお薦めです。(石野 あやか)

シュタイナウ
街のあちこちにグリム兄弟の横顔が。
これは城内部のグリム博物館前にあったもの

目的地までの行き方
Frankfurt Hbf 10:26発 → Steinau an der Straße 11:20着
1人片道13ユーロ 所要時間54分
Hessenticket利用可 5人まで30ユーロ、1日有効
 
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