携帯電話をご利用の方なら、一度は経験したことがあるかもしれない。他国のリゾート地での楽しい休暇、いつもと同じように使える携帯電話で電話やメール、ネット検索を利用する。大満足で帰宅し、しばらくすると訪れる不幸の手紙、ならぬ高額の請求書!国際ローミング料金が法外に高いと欧州委員会が上限を設ける動きを起こした2007年以降、値下げに向かっているこのローミング料金。このたび発表された欧州議会の決定によると、7月1日以降にEU加盟国内に適用されるローミング料金の上限額は、1MB につき70セント、SMS1通につき9セント、1分当たり29セント(発信)と定められる。2014年までに、さらなる値下げを目指し、最終目標は国際ローミング料金と国内通信料金の格差をゼロに近付けることと言うから、利用者としては嬉しい限りだ。
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助かる見込みの薄い重病人を救う傍らで家族の揉め事をさくっと解決……。どんな難題もお茶の子さいさいのスーパー・ドクターは、どうやら米医療ドラマ「グレイズ・アナトミー」の中だけの偶像らしい。ドイツの医師の現実は、暗い部屋で1人黙々とカルテの作成に追われ、入院患者の回診もままならず、ましてや病院の経営難で人員削減ともなれば、その分業務は膨れ上がるという過酷な状況。人の命を救う医者に憧れる子どもたちもすっかり怖気づいてしまいそうな話だが、実際に医師ネットワーク「ヒッポクラネット」が行なった意識調査によると、参加した医師の3分の2が「我が子には、医者にだけはなって欲しくない」と考えているそうだ。このままでは未来の医師も育たなければ、病院の予約すら「取れたらラッキー」なんてことになりかねないのでは!?
ドイツ・ポップス界の大御所ディーター・ボーレン(58)。何かとお茶の間を騒がせるディーターがこのたび、「ドイツを訴える!」と息巻いているらしい。いったい何について訴えるのかと言うと、「人権侵害」。事の起こりは2003年、タバコメーカーLucky Strikeの広告で"Schau mal lieber Dieter, so einfach schreibt man super Bücher(ディーターをごらん、さも簡単にすごい本を書くんだから)" というキャッチコピーが使用されたこと。これは、同年に出版した彼の自著に掛けたものだが、本人への事前承諾なしに掲載された。実際には非喫煙者のディーターが不利益を被ったとしてLucky Strike を訴え、ハンブルクの上級裁判所では勝訴したものの、連邦裁判所は訴えを却下。そこで、ディーターはドイツを訴えることに。欧州人権裁判所の判決が待たれるという・・・・・・。
世界中の鉄道模型や風景などを縮尺模型で展示しているハンブルクのジオラマパーク、ミニチュアワンダーランドにこのたび、ドイツ史コーナーがお目見えした。ボロ布を着て畑を耕す中世の農民の1メートル先には華やかなバロック様式の館があり、さらに先へ進むとナチス軍の行進が陰鬱な雰囲気を醸し出している……。7世紀から1945年までのドイツ史を模型でたどる同コーナーは、歴史の輝かしい側面のみならず、飢餓やペスト、死刑、戦争など負の面も含め、この国の歩みを赤裸々に描き出す。32人の職人が約7000時間掛けて仕上げたジオラマは、鑑賞者に過去と真剣に向き合う姿勢を求める。また、プレス担当のドレクスラー氏いわく「女性の模型が少ないのは、昔は殺菌効果のあるアルコールを女性が飲まなかったから」といった豆知識も、ここでは学べるのだとか。 




