四季折々の魅力が楽しめる ヒルシュガルテンに行ってみよう
21 November 2025 Nr.1254 文・写真 井野 葉由美
【ミュンヘン発】わが家から最寄りのSバーンの駅は、ヒルシュガルテン。これを日本語に訳すと「シカ公園」です。この駅名は近所にある同名の公園の名前から取られているのですが、なんとその公園には本物のシカがいるのです! あるとき、この公園でシカたちの写真を撮影し、奈良の知人たちに送って「ここはどこでしょう?」と尋ねたところ、全員が「奈良」と答えました。
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毎年秋の陶芸ワークショップ 土と火と子どもたち
21 November 2025 Nr.1254 文・写真 国本隆史
【ハノーファー発】土を練り、形を整える。2週間ほど乾かした後、素焼きをする。絵付け、そして釉薬をかけ、本焼きを終えたらようやく完成。普段何気なく使っている陶器も、自ら作ろうとするとこんなに手間と時間がかかるものなのかと驚きます。今回は、ブラウンシュバイクのJahnstraße芸術協会が毎年10〜12月に開催している、親子向けの陶芸ワークショップ「Feuer & Ton」(炎と土)を紹介します。
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音楽と社会をつなぐプロジェクト「ムゼティカ」
21 November 2025 Nr.1254 文・写真 中村真人
【ベルリン発】先日、ユニークな室内楽フェスティバルを体験する機会がありました。ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学との協力で開催されたもので、その名は「ムゼティカ」(Musethica)。11月8日の閉幕コンサートを聴くため、同大学のホールに足を運びました。
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ベルリンの壁崩壊の日に訪れた シュタージ博物館「Runde Ecke」
21 November 2025 Nr.1254 文・写真 編集部 O
【ライプツィヒ発】年はドイツ再統一から35年。私が住むライプツィヒは、ベルリンの壁崩壊につながる「月曜デモ」が行われていた街であり、ドイツ再統一にまつわるさまざまな博物館があります。1989年にベルリンの壁が崩壊した日である11月9日、これまで行ったことのなかったシュタージ博物館「Runde Ecke」(曲がり角)に足を運んでみることにしました。
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自然の中を地図を片手に歩く 美術館という名の「島」へ
7 November 2025 Nr.1253 文・写真 神木桃子
【デュッセルドルフ発】自然を感じる公園でもあり、芸術作品を鑑賞する美術館でもある。そんな不思議な場所がデュッセルドルフの隣町、ノイス郊外にあります。その名はインゼル・ホンブロイヒ美術館(Museum Insel Hombroich)。慌ただしい日常から離れ、特別な時間を過ごせる美術館です。
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地元産の味わいを求めて ザクセン州のジャガイモ祭り
7 November 2025 Nr.1253 文・写真 髙橋 亜希子
【ライプツィヒ発】ドイツといえばジャガイモ、そして秋はジャガイモの季節。最近、子どもが学校でジャガイモの授業があったと言って、習ったことをあれこれ教えてくれます。
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ブドウ畑で乾杯! ビューラータールのワインハイキング
7 November 2025 Nr.1253 文・写真 ビルケルト恵
【シュトゥットガルト発】バーデン地方の主要なワイン産地を結ぶ「バーデンワイン街道」。そのちょうど真ん中あたりに位置するビューラータール(Bühlertal)では、「ワインハイキングの日」(Weinwandertag)というイベントが毎年秋に開催されています。
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