夏のオルガン祭で600年の歴史と伝統を聴く
6 September 2024 Nr.1225 文・写真 岡本 黄子
【ハンブルク発】ハンブルクといえば、港やエルベ川、そして倉庫街などが有名ですが、実は「オルガンの街」と呼ばれていることをご存知でしょうか。以前、シュターデの街を訪れた際(本誌1220号)に、聖コスマエ教会のパイプオルガンに出会いました。
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ヴァイオリン職人を目指して 河合七海さんの3年間
16 August 2024 Nr.1224 文・写真 神田 浩一郎
【ミュンヘン発】バイエルン州では、7月は卒業の季節。卒業試験を終え、学生たちがほっと一息つける時期でもあります。山仲間であり私の友人でもある河合七海さんもその一人。今回、ヴァイオリン職人を目指す彼女に話を聞くことができました。
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屋外で楽しむコンサート!夏恒例の「Klassik airleben」
16 August 2024 Nr.1224 文・写真 髙橋 亜希子
【ライプツィヒ発】クラシック音楽といえば、どんなイメージを持っていますか?少しとっつきにくい印象を持っている人もいるのではないでしょうか。音楽の街としても知られるライプツィヒでは、年間を通じてコンサートをはじめ、さまざまな音楽に関するイベントが開催されています。なかでも、夏の始まりに行われる野外コンサート「Klassik airleben」は、クラシック音楽になじみのない人でも、小さなお子さんのいる家族でも気軽に楽しめます。
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量り売りスーパーから始める 大都市での持続可能な生き方
16 August 2024 Nr.1224 文・写真 佐藤 駿
【ベルリン発】「サステナビリティ」「SDGs」などの言葉を、最近よく耳にします。私は2年前に娘を授かり、未来について考える機会が増えました。さまざまな環境問題、地殻変動や異常気象など、娘が生きる未来の世界に不安さえ感じることもあります。それもあって、少しでもこの状況が良くなるように、自分にできることはないかと日々模索しているところです。
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五感で楽しむお茶の世界 お茶専門店「The English Tearoom」
16 August 2024 Nr.1224 文・写真 グリュッツマン・貴子
【シュトゥットガルト発】先日、10年来の友人に勧められて、シュトゥットガルト中心部にあるお茶の専門店「The English Tearoom」を訪れました。2011年4月、ウィリアム王子とキャサリン妃が挙式した日にオープンしたこのお店は、開店以来、多くのお茶愛好家たちが集う場所となっています。
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思いっきり夏を楽しもう!マインツフォルクスパーク
2 August 2024 Nr.1223 文・写真 S. ヨーコ
【フランクフルト発】今回は、マインツ・ローマ劇場(Mainz Römisches Theater)駅からバスで約15分、徒歩約25分のフォルクスパークをご紹介します。ここは、マインツに住んでいる人はもちろんのこと、周辺に住んでいる人にもなじみの深い公園ではないでしょうか。緑の多いすてきな公園で、遊具も多く、体を思いきり動かせるスペースが広く確保されています。
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ファンにはたまらない!推理小説の祭典「クリミナーレ」
2 August 2024 Nr.1223 文・写真 田口理穂
【ハノーファー発】少し前になるのですが、5月にハノーファーで推理小説に関する催し「クリミナーレ」(Criminale) が開かれました。ドイツ語圏の推理小説やミステリー小説の作家たちによる団体「シンディカート」(SYNDIKAT e.V.)が主催するイベントで、作家250人が大集合します。内輪の研修会と交流会を兼ねつつ、一般向けの朗読会もあり、多くの推理小説ファンが詰めかけました。
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