小津安二郎生誕120年 記念上映会にて
17 November 2023 Nr.1206 文 中村真人
【ベルリン発】今年は日本映画の名匠、小津安二郎(1903~1963)の生誕120年に当たります。これを記念して、この10月に国際交流基金とベルリンのアルゼナール映画館(Kino Arsenal)の共催で小津映画の記念特集上映会が開催されました。
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手仕事の温かさを感じる造園会社の陶器市
20 Oktober 2023 Nr.1204 文・写真 守屋亜衣
【ベルリン発】創立から300年以上の歴史を持ち、ベルリン最古の企業の一つともいわれるシュペーティッシェ・バウムシューレ。園芸のスペシャリストたちがあらゆる樹木や草花を育てながら、苗木販売や造園サポートなどを提供しています。
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ヨアナ・マルヴィッツが新シェフに コンツェルトハウス管弦楽団
20 September 2023 Nr.1202 文 中村真人
【ベルリン発】新シーズンが始まったベルリンの音楽シーンで、いま一際注目を集めている指揮者がいます。ヨアナ・マルヴィッツ。現在36歳の彼女は、この2023/24年シーズンからベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者を務めています。
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阿部雅世さんが伝える 今を生きる知覚のすすめ
21 August 2023 Nr.1200 文・写真 守屋亜衣
【ベルリン発】ここベルリンでも、ドイツ各地、ひいては欧州の多くの都市と同様に、太陽の光が満ちた空間で、木漏れ日や風のざわめきを、めいっぱい楽しむ時間が大切にされていると感じます。
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ベルリン・ジャズ賞2023を受賞 マリンバ奏者の齊藤易子さん
26 Juli 2023 Nr.1198 文 中村真人
【ベルリン発】ベルリン市とベルリン=ブランデンブルク放送(rbb)は、2017年から毎年ベルリンのジャズシーンに功績のある音楽家にベルリン・ジャズ賞を授与しています。
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唯一無二の路上写真家 森山大道の大規模回顧展
26 Juni 2023 Nr.1196 文・写真 守屋亜衣
【ベルリン発】被写体を決め込まず、偶然目の前に現れた事象を、素早く捕獲するように撮影する。そうして捕らえたネガを、暗室でまた切り取り、粗さや力強さを加えてプリントにしていく。大量のストリートスナップを中心として、常に鋭いまなざしで時代を写し続ける写真家の森山大道。
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かつての隣人に思いをはせる「DENK MAL AM ORT」
19 Mai 2023 Nr.1194 文 中村真人
【ベルリン発】「DENK MAL AM ORT」(略してDMAO)が開催されました。これはナチス時代、ユダヤ人が強制輸送された集合住宅を一般公開して毎年行われるイベントで、Denkmal(記念碑)とdenken(考える)を掛け合わせて、「その場所で考えよう」という意味が込められています。
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「肌で感じる」空間を作る小林さんと舞台芸術の今
26 April 2023 Nr.1192 文・写真 守屋亜衣
【ベルリン発】
セノグラファーという職業をご存知でしょうか。「場面や景色、状況(scene)を描写する、記述する(graphein)」という言葉からなるこの職業は、劇場などにおいて舞台美術を作る人のことを指します。
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細川俊夫と青木涼子による アーティスト・トーク
17 März 2023 Nr.1190 文 中村真人
【ベルリン発】3月6日(月)、ベルリン日独センターにて、作曲家の細川俊夫氏と能声楽家の青木涼子氏という国際的に活躍する二人の芸術家によるアーティスト・トークが開催されました。
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ベルリンだから自由になれた 川口汐美さんの三味線と歌
23 Februar 2023 Nr.1188 文・写真 守屋亜衣
【ベルリン発】
さまざまな出自の文化や価値観が混ざり合い、新たな表現が日々生み出されているここベルリンで、日本の民謡と三味線をルーツに独自のパフォーマンスを繰り広げる音楽家がいます。
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