女性たちの健康的な美しさを強調する、自然なつや肌やプルンとしたみずみずしいリップ。今でこそ主流となったそんなメイクが日本で定着するまでに、思いのほか長い年月がかかったことを知る人は少ない。1997年、当時はまだ一般的でなかったリクイドファンデの日常使いを提唱し、この上なくフレッシュな新風を日本の化粧品業界に吹き込んだRMK。今回は、今年で誕生15周年を迎えたRMKが、常にトップを走り続けるその秘密にフォーカスする。ブランド誕生秘話からコンセプト、ベストセラー商品まで、余すことなくご紹介しよう。(執筆 : Shoko Rudquist)
ブランド誕生から15年、変わることなく、未来へと続くヴィジョン
メイクでハッピーに
1980年代、マットなパウダーファンデで顔色を「塗りつぶす」メイクがまだ日本で定番だったころのことだ。単身、米ニューヨークに降り立ち、時代の潮流を肌で感じながらトップ・メイクアップ・アーティストとして活躍していたRUMIKOさんには、日本への一時帰国の度に疑問に感じていたことがあった。それは、当時の日本人女性たちのメイクだ。世界でも有数の美しい肌を誇る女性たちが、せっかくの肌つやを、メイクで塗り込めて消してしまっている──。業界で数人しかその栄誉に浴することのない伊・米「ヴォーグ」誌のカバーを担当し、世界最高峰の「美」を具現化していた彼女にとって、個性を打ち消すメイクに意義は見出せなかった。日本の女性に、自分たちの魅力を知りメイクを楽しんでもらいたい、そしてハッピーになってもらいたい。彼女の中で、そんな思いが募っていく。
そして97年、思いが結晶する。彼女が立ち上げた新ブランドRMKは、後にベストセラー商品となる「メイクアップベース」と「リクイドファンデーション」を中心に据えた商品展開で、それまで主流だったパウダーファンデでは到達し得なかった、透明感にあふれるナチュラル・メイクを表現してみせる。日本の女性が、自分たちの魅力を輝かせ始めた、第一歩だった。
一歩も引かないこだわり
そんなRMKが、誕生以来15年という長い年月、業界のトップを走り続け、今なお多くのユーザーに支持されるのは、「研究者泣かせ」との異名を持つRUMIKOさんの、妥協を許さない姿勢があるからにほかならない。色、香り、テクスチャーにこだわった商品開発はもちろんのこと、パッケージから店頭デザインにまでこだわり抜き、納得できなければ発表しない。求めるべき仕上がりが計算し尽くされ、そこに簡単に到達できるように、アイシャドウ・パレットの全色に形状の違うパールが配合されているのも、化粧水の使用感に応じて香りが違うのも、RMKならではのきめ細やかな心遣いの賜物だろう。使う人が手に取ったとき、そして使ったとき、ふわりとハッピーになれるように。すべてはそこから出発している。
RMKのスキンケア製品からふとした瞬間に立ち上る香りが本当にさりげないのも、同じ発想から。人工的な強い香りは、人を心地良くさせない。特にスキンケアは、一日をポジティブにスタートし、素の自分に戻って終わるための大切なリチュアルだ。だから、RMKの製品は天然の素材を用いて作られる。体に良いものは肌にも良い。開発に関わる困難に負けることなく、当たり前のことを当たり前と言い切る潔さに、共感する人も多いだろう。
毎日をポジティブに生きる
「メイクで人生は変えられない」。RU MIKOさんがよく口にする一言だ。欠点を覆い隠して違う自分になるのでは、せっかく持って生まれた美しさが損なわれてしまうばかりか、自信さえもが塗りつぶされてしまう。そうではなく、それぞれが備える魅力を引き出し、引き立てる。そうしてありのままの自分を輝かせることができれば、誰だってポジティブに毎日を生きられるはずだ。
そんな風にポジティブに生きることをブランドの芯とするRMKでは、昨年3月11日に日本を襲った東日本大震災の直後から、被災者の支援を行っている。目を覆いたくなるような悲惨な光景を前に、一人の人間として何が行えるかを考え、化粧品メーカーとしてできることを続けている。少しでも多くの人にポジティブになってもらいたいという普段のスタンスとは、特に何も変わらない。ただ、RMKがこれまで大切にしてきた「人を幸せにしたい」という思いは、震災後さらに強くなったそうだ。
前を向いて、たくましく。でも、女の子でいることを決して忘れない。すべては、女性がハッピーでいるために。それが、ブランド誕生から15年、そしてこれからもずっと、RMKが目指すただ一つのヴィジョンなのかもしれない。

1980年、単身NYへ。NY大学で英語を学ぶ。82年からメイクアップ・アーティストとしてNYで活動開始。「アメリカン・ヴォーグ」を始め、世界各国のファッション誌で活躍する。97年には自身のコスメ・ブランド「RMK」を設立。現在もアーティストとして世界各国を飛び回る一方、RMKのクリエイティブ・ディレクターとして新製品開発などにも携わる多忙な日々を送っている。2012年3月現在、日本国内に102店舗、世界7カ国に47店舗を展開中。
RMKを立ち上げて、今年で15年。
皆様のお力を借りて、RMKはまた一つ節目の年を迎えました。
たくさんのご支援に、心からお礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございます。
10周年の区切りを経て15年目へ、この5年はとても早かったような気がします。
楽しい出来事もあったけれど、世界的な情勢不安や震災もあって、
色々な意味で「化粧品」がくれる力を考えるときでもありました。
元気を届けるために、ハッピーになれるように、RMKらしい商品を作りたいと。
それがRMKの使命だと。
キレイになりたいという気持ちはポジティブな自分を作り出すもの。
そんな女性の想いを叶えるために、これからも揺るがないこだわりを持って、
RMKらしい、ユニークで楽しい製品を作っていきたいと思っています。
RMK専属メイクアップ・アーティスト
山添 将
RMKのチーフアーティストとして、RMK AOYAMA店を中心に関東圏で活躍中。女性らしいイメージのメイクを得意とし、会話の中からその人の好きな雰囲気を察知してメイクを提案。
チークのテクニックは定評がある。
山添 将アーティストが語るRMK
日本国内102店舗、国外47店舗を展開する規模とは裏腹に、たった20人という精鋭のみで形成されるRMKのアーティスト・チーム。各人が忙しく飛び回り、RMKの魅力をユーザーに伝えている。今回は、中でもブランド創立当初から活躍する、山添アーティストにお話を伺った。
「RMKのメイクアップは、欠点を隠すのではなく、良いところを強調します。変身するのではなく、バージョン・アップですね(笑)」。人懐っこく笑いながらそう話してくださったのは、山添アーティストだ。ブランドの軸とも言える教育部門に力を注ぐ氏は、チームの一員として長年過ごしながら、いまだに襟を正す気持ちになることがよくあるという。そうした気持ちにさせるのは、RUMIKOさんの揺るぎないヴィジョンと、心遣い。ブランドを率いる者として一切の妥協を許さない貫徹した姿勢は、見ている側の切磋琢磨を自ずと促すパワーに満ちているという。しかし一転、彼女の自宅に招かれれば、こちらが恐縮してしまうほどの心からのもてなしが待っているのだとか。こだわりと、心遣い。チームのメンバーでさえ驚くほどの、ユーザーの使い勝手を第一に考えた凝った商品開発のあり方は、間違いなくその2つの要素から生み出されていると、柔らかな物腰で、しかし明朗に語ってくれた。
そんな氏にメイクのアドバイスを伺うと、「とにかくベースを丁寧に塗ること!」。ベースがきちんとなじんでいれば、ファンデはほんの少しでいいそう。隠すのでなく、生かす。やはりRMKの基本はそこにあるようだ。
ときの流れさえしのぐ、「完璧な」透明感
ベース・メイクアップ
こだわり抜かれたものは、変えようがない。完璧だから、変える必要がない──。 RMKには、ブランド誕生以来15年間、一度もリニューアルしたことのない商品がある。それは、RMKの真髄とも呼べる「リクイドファンデーション」と「メイクアップベース」の2品だ。

左)RMK メイクアップベース 30ml £22
右)RMK リクイドファンデーション 30ml £27
シーズンごとに新製品が発表される化粧品業界の中にあり、15年間リニューアルなしという特異なスタンスで異彩を放つこの2品は、RMKから最初に発表された、自信と確信に満ちた商品でもある。メイクアップベースは、限りなく乳液に近いなめらか な感触を追求。水分、油分、粉体の比率が鍵となるリクイドファンデーションは、3要素の黄金バランスを探り、確立することに成功した。両製品の製造過程がこの度特許を獲得したことからも、確かな技術に裏付けされた、真摯な開発姿勢が見て取れる。
70%が水分で占められるメイクアップベースは、みずみずしい感触。とろりとしたテクスチャーで、肌にのせると一切の抵抗感なくなめらかに伸びていく。十分になじませると、まるで透明の薄い膜に覆われたかのように肌理が整い、ふっくらとつややかに満たされるのが分かるはずだ。
リクイドファンデーションも60%が水分。油分は、肌にのせた途端に蒸発する性質のものを配合しているため、べたつきを残さずに潤いは保ったまま肌に密着する。ベースで均一に整えた肌にのせればスルスルと伸びていき、ピタリと定着、ピンとしたハリを実感させる。自分の肌がうっすらと透けるソフトでナチュラルな仕上がりは、それでいて新鮮な果実のようにみずみずしい透明感をたたえ、素顔よりも格段に輝いて見える。
15年間ベストセラーであり続ける秘密。それは、計算し尽くされ、ときの流れさえしのぐこの「完璧な」透明感にほかならない。
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ベースメイクの映えるクリアな肌へと導く
ライフスタイル別クレンジング
手早く、すっきりと洗い上げる
RMK クレンジングオイル(S)
175ml £29
濡れた手でも使えるクレンジングオイルは、潤いを守りつつ、マスカラから皮脂汚れまで素早く落とす頼りになる処方。べとつかないさらさらのテクスチャーと、ミントとダマスクローズが香るさわやかな使い心地で、一日の疲れも一緒にさっぱりと洗い流してくれる。Tゾーンがてかりやすい、毛穴が詰まりやすい、といった悩みを抱えるオイリー肌に。
配合成分: オレンジオイル(キメ整肌成分)、キャロットオイル(角質柔軟成分)、キョウニンオイル(潤い成分)、アーモンドオイル(潤い成分)
なめらかな感触でやさしくケア
RMK クレンジングミルク(C)
175ml £29
プルンと弾むヨーグルトのようななめらかなテクスチャーで、肌の潤いをしっかりと守りながらメイクや皮脂汚れ、角質まで取り除くクレンジングミルク。くすみを防いで肌本来の明るさと透明感を引き出してくれる。ふんわり広がるのは、甘酸っぱいハニーレモンの香り。クレンジング力が強めの製品を使うと肌が荒れてしまうという方や、軽いメイクのときに最適。
配合成分:ミルク由来成分(潤い成分)、はちみつ(潤い成分)、ヨーグルト由来成分(潤い成分)、シークワーサーエキス(潤い成分)、レモンエキス(キメ整肌成分)、キャロットエキス(角質柔軟成分)
ローズの香りに包まれてゆったりと
RMK クレンジングバーム(M)100g £29
肌にのせた途端、固形のバームがするすると融けてオイル状に変わる、ユニークなクレンジング。香りの成分としてだけ配合された贅沢な天然ダマスクローズの香りに包まれる優雅な使い心地で、しっかりメイクもきちんと落とす高いクレンジング力と、肌が喜ぶたっぷりの潤いを両立した。液垂れしないので、旅行時にも重宝しそう。
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ひとはけで、ふわりとハッピーに
RMK 15th アニバーサリー・チークパレット
RMKでは、ブランド誕生15周年を記念して、限定チークパレットを発表。ニューヨークで活躍するデザイナー、田辺ヒロシ氏による妖精のイラストが愛らしいこのチークパレットは、RMKが掲げる「メイクでハッピーに」というコンセプトを最もシンプルに形にした商品だ。

RMK 15th アニバーサリー・チークパレット
全2色 £32
左)♯01 ピンクコーラル
右)♯02 ブラウンベージュ
頬を上気させて幸せそうに輝く女の子は、見ている人さえ幸せにさせるはず。そんなRMKの思いを体現する、15周年に相応しい商品が、今回限定で発売されるチークパレットだ。
愛らしい妖精が舞うイラストが描かれたコンパクトを開ければ、チーク自体にも花のドレスをまとった妖精が型押しされている。花びらの色は一枚ずつ違うばかりでなく、マット、パール、偏光パールと、質感も様々。ブラシでさっと混ぜ合わせて頬にのせれば、一瞬で内側から上気したような血色が生まれ、絶妙に配合されたパールの効果で生き生きと輝き出す。この「一瞬で」というのもポイントだ。全商品を通じて使用に際して難しいテクニックが必要ないのも、RMKの特徴の一つだから。難しいことを考えるのは、開発する側だけでいい。女性たちには、手間をかけることなく簡単に美しく、ハッピーになってもらいたい。RMKの製品には、そんな心意気が反映されている。
ちなみに、花の妖精の面影は、2、3度使ったら消えてしまう。後に残るのはおおらかに咲く一輪の花。可憐な妖精は、いずれたおやかな花となるのだ。
ふんわりと上気したように頬を染めるピンクコーラルと、ナチュラルでシークに色づくブラウンベージュの2タイプ。
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さらに先の透明感を手に入れる
デリシャス・ブライトニング
RMK スキンチューナー
ブライトニング ライト / モイスト
150ml £32
天然素材のパワフルな力をたっぷり取り入れたブライトニング薬用保湿液。オレンジエキスやラズベリーエキスなどの濃厚な潤い成分が肌にじっくり浸透するとともに、メラニン生成の元凶に直接作用し、シミを防いで明るい肌へと導く。ライトタイプはビターオレンジがさわやかに香るさっぱりとしたテクスチャー。とろみのあるモイストタイプはすっきりしたラズベリーの香り。しっとり潤った、この上なくふくよかな肌へ。
配合成分: オレンジオイル(キメ整肌成分)、キャロットオイル(角質柔軟成分)、キョウニンオイル(潤い成分)、アーモンドオイル(潤い成分)
メイクのエキスパートだからこそできる
仕上がり
UVフェイスプロテクター
RMK UVフェイスプロテクター
35ml £23
日焼け止めにありがちな閉塞感を全く感じさせない、さっぱりとしたみずみずしい使用感。アロエ、キュウリ、カモミール、ビワの葉など、つける度に潤いを感じるスキンケア成分を贅沢に配合しつつ、日常紫外線を強力にカットするSPF43 PA+++*を実現。むらなく透明になじんで白くならないから、メイクの邪魔になることもない。メイクアップのエキスパートRMKが自信を持って贈る、スキンケア感覚の日焼け止め。
*薬事既定により、英国ではSPF30以上50以下は「SPF30」と表記される。また、PA基準も定められていないため、PA+++は「UVA High Protection」と表される。
配合成分: アロエエキス(潤い成分)、キュウリエキス(潤い・引き締め成分)、カモミールエキス(潤い成分)、ビワ葉エキス(潤い成分)、ルイボスエキス(潤い成分)

この度RMKが15周年を迎えたのを記念して、RMK Selfridges Oxford Street店では、日本からRMK専属メイクアップ・アーティストの小林徹を迎え、下記の日程にてメイクアップ・イベントを開催。新色を使用したメイクアップHow-toのアドバイスを行います。ぜひ、この機会にお立ち寄り下さい。
| 日時 | 2012年3月30日(金)〜3月31日(土) |
| 場所 | Selfridges Oxford Street店 |
| メイクアップ・ レッスン |
約1時間・要予約 |
| 予約費 | £20(予約費の£20は当日のご購入商品価格に 充当することができます) |
| TEL | 020 7318 3809 (Selfridges Oxford Street店) イベント前日までのお問い合わせ先: 020 3585 5038(日本語) |
| イベント期間中、£60以上ご購入のお客様には素敵なギフトをご用意。 | |
*イベント中のお問い合せ先はSelfridges Oxford Street店店頭となっています。日本語を話すスタッフがおりますので、お手数ですが、お電話ではRMKの「Japanese Staff」を指定していただくようお願いいたします。
RMK専属メイクアップ・アーティスト小林 徹
国内百貨店でのイベントやメイクアップ・レッスンから、海外でのイベント・雑誌など、幅広く活動中。RMKらしいナチュラルなメイクが得意。美しく仕上げるアイブロウ、劇的に変化するマスカラが体験できる。



パン柄トートバック販売中









震災発生から3日後に、アテネと北京五輪に出場した女子マラソンのリズ・イェリング選手のご主人から電話がありました。彼自身も陸上選手であることから、自分たちの知り合いやそのほかの陸上選手たちの力を集めて、日本の被災者のために何か支援できないか、という話になって。彼の方から、ウェブサイトを立ち上げ、世界中のランナーたちに呼び掛けて、自分たちの走った距離の分だけ寄付を募り、東北の人々に送ろうという提案が出てきました。そして、この企画のいわば広報大使を務めないかと打診されたのです。私としては、「日本で大変なことが起こっている中、英国で暮らす自分が何か具体的な支援を提供する方法などあるのだろうか」と考えては無力感に苛まれていたときだったので、喜んでこの役割を引き受けることに。震災が発生してから約2週間後にはこのウェブサイトが立ち上がり、私も広報大使としてのメッセージを書きました。主人がこのウェブサイト運営の手伝いに加えて、私が書いた日本語メッセージの表現などに関して、色々とアドバイスをくれたので感謝しています。

東日本大震災の被災地支援のため、世界中のランナーが、走った分だけ寄付、または寄付を募る仕組み。「Virgin Money Giving」というチャリティー運営の送金システムを使って、英国赤十字社を通じ被災地へと寄付金が送られる。マーラ・ヤマウチ選手のほかに、女子マラソンの世界記録を持つポーラ・ラドクリフ選手も広報大使を務めた。ウェブサイト運営開始後の約6カ月間で、延べ990人の走者が参加し、走行距離の総計は1万6975マイル(約2万7000キロ)、3万415ポンド53ペンス(約380万円)を集めた(現在、同サイトは休止中)。
そんなパブに押されて認知度は低めなものの、実はここロンドンには、
王室御用達の老舗デパート「フォートナム & メイソン」。その地階にあるバー「1707」の名は、デパートの創業年を意味する。数々のホテルやバーの設計を手掛けるデービッド・コリンズ氏によるミニマルながら温かみのあるデザインは、伝統を守りつつも常に革新的な姿勢を貫く同デパートの姿に重なる。


















メラニンを含んだ不要な角質を取り除き、透明感のある明るい素肌へと導く薬用固形ソープ。消炎効果のあるグリチルリチン酸とともに、美白成分、小麦胚芽エキス / ハトムギエキスを配合。豊かな泡で包み込みクリアな肌へと洗い上げる。
本誌読者の皆様に、顔筋マッサージから高機能エイジングケアクリームを使ったスキンケア、大人気のファンデーションと最新春夏コレクションを使ったメイクアップ付きのトリートメントへご招待。更に、リフトアップ&透明美肌を実現するフェイスストレッチマスク(10ポンド相当)のご体験付き!



1. 国際放送メディア・センター(IBC / MPC)
この種目に注目を集めようとした、とはガイドさんの弁。五輪後はやロード・サイクル用のサーキットなどを新たに追加し、複合スポーツ施設として運営される予定だ。
五輪パークの開発に当たり、景観保持やクリーン・エネルギー利用への移行のため、敷地内にあった送電タワーをすべて撤去し、地下ケーブルに切り替えた。従来であれば10年はかかると言われていたこの工事、たった18カ月で完了したそう。仕事に緩慢なイメージのある英国人も本気になった?

先日、2012年ロンドン五輪開会式のテーマが、シェイクスピアの「テンペスト」に基づいた「驚きの島々」となることが発表された。オリンピックというスポーツの祭典を芸術で彩ることで、これまでにない独自性を打ち出そうとする演劇大国、英国の神髄を何より表しているのが、4月から始まる「ワールド・シェイクスピア・フェスティバル」。英国が世界に誇る劇作家、シェイクスピアの作品の数々が英国各地で上演されるという、またとない機会だ。ときに舞台を現代に置き換えて、ときに英語という言語から解き放たれて演じられる名作の数々を、一つならず、興味の赴くままにいくつでも鑑賞してみては?
英米で数々の舞台を踏み、1989年にはミュージカル「ミス・サイゴン」のオリジ ナル・キャストとして活躍。マドンナがタイトル・ロールを演じた1996年の映画「エビータ」では、アルゼンチン大統領のフアン・ペロン役を務めた個性派俳優、ジョナサン・プライスが、4大悲劇の「リア王」に登場。 退位を前に上の2人の娘たちに惑わされ、正直者の末娘を勘当したリア王。後に上の娘たちに裏切られ、孤独の淵をさまようリアの壮絶な晩年を、客席数わずか325という小劇場で演じてくれる。
シェイクスピアの本場、英国にあって、シェイクスピア俳優の名を欲しいがままにしている名優、サイモン・ラッセル・ビール。美しい声が紡ぎ出すセリフの数々は、中世の世界を今に甦らせると言われる。そんな彼がこの記念すべき年に演じる作品が、「アテネのタイモン」。他人に気前良く金銭をばら撒くアテネの富裕者、タイモンが、破産と同時に金の切れ目が縁の切れ目とばかりに周囲の人々に疎んじられるようになるという、世界的不況下にある今にあって身につまされる物語だ。
「ロミオとジュリエット」の戯曲を基に1957年にミュージカル化、1961年には映画化もされた「ウェスト・サイド・ストーリー」。当時の米ニューヨークの少年ギャングの抗争を、スタイリッシュな音楽とシャープな踊りで、悲痛ながらもエンターテイメント色あふれる世界へと昇華させた本作が、イングランド北部を流れるタイン川近くの近代的な文化施設、セイジ・ゲイツヘッドで蘇る。振付は、ロイヤル・バレエ団のダンサーにして数々の舞台作品の振付を手掛けるウィル・タケット。
近年まれに見る規模のシェイクスピアの祭典。この機会に、ぜひシェイクスピアの生誕地、ストラトフォード・アポン・エイボンで、彼の作品を観劇してみたい──そんな人にお勧めなのが、喜劇「十二夜」のセリフから銘打たれた「What country friends is this?」シリーズ。難破、悲しみ、笑い、愛、そして再会という共通点を持つ3 つの作品、「間違いの喜劇」「十二夜」「テンペスト」を、一つの劇場で、同じ俳優たちが演じる贅沢な三部作だ。
主君を暗殺し、自らがスコットランド王の地位に就いたマクベス。しかし、元来臆病な気質の持ち主で、気の強い妻に扇動される一面を持ち合わせた彼は、3人の魔女によるお告げに怯え、次第に圧政を行うようになる……。シェイクスピアの4大悲劇の一つ、マクベスの主人公とその妻を、昨年、「アラブの春」の萌芽が見られたチュニジアの独裁者たちに置き換えて上演する。映像なども駆使した、まさに「今」という時代を体現する新しい「マクベス」となりそうだ。
14世紀のイタリアはヴェロナで、敵同士の家の息子と娘が許されざる恋に落ちる「ロミオとジュリエット」。本作は舞台を現代のイラクに移し、イスラム教シーア派とスンニ派が争い、国民が暴力と復讐の連鎖に疲弊する中で生まれた恋物語を綴っていく。演じるのは、バグダッドのイラク・シアター・カンパニー(Iraqi Theatre Company)。同国の伝統的な詩や音楽を取り入れながら、独自色の強い世界観を構築していく。
2002年公開のニュージーランド映画「クジラの島の少女」でマオリ族の族長を演じ、国際的高評価を得た俳優、ラウィリ・パラテーン率いるマオリ族の俳優たちが演じる「トロイラスとクレシダ」。マオリの戦士が戦いの前に踊ったという伝統舞踊「ハカ」や、喜怒哀楽を歌で表現する「ワイアタ」など、マオリの文化をふんだんにちりばめた本作は、世界各国のプロダクションが織り成すシェイクスピアの万華鏡とでも言うべきフェスティバルの幕開けを飾るにふさわしい。
日本からこの大プロジェクトに参戦するのは、京都の劇団「地点」だ。代表/演出の三浦基が率いる同劇団は、言葉、音、身体に焦点を当て、ミニマルな舞台づくりを行うことに定評がある。昨年はチェーホフの作品を本場ロシアで上演し、高い評価を得た彼らが演じるのは、「コリオレイナス」。武勲の誉れ高いローマの貴族、コリオレイナスが、傲岸さゆえに民衆の支持を得られず、身を滅ぼしていく様を描いた同作は、2007年に蜷川幸雄演出、唐沢寿明主演でロンドン公演も行われた。
グローブ座の芸術監督、ドミニク・ドロムグール氏が、「誰にとっても刺激的で冒険的な演劇体験となる」と胸を張るのが、英国手話(BSL)による「恋の骨折り損」。学問に専念するため、女性断ちを誓った国王とその友人たちが恋に落ちてしまうこの喜劇を演じるのは、ロンドンの手話劇団、デフィニトリー・シアターだ。手話を中心に英語も織り交ぜて数々の作品を世に送り出してきたこの劇団が、名言や言葉遊びの宝庫であるシェイクスピアの戯曲をどのように手話で表現するのか、興味深い。5月22日(火)、23日(水)
百年戦争、薔薇戦争と国内外の戦いに明け暮れた、ヘンリー6世統治下の英国の様子を描いた史劇「ヘンリー6世3部作」を、セビリア、アルバニア、マケドニアの国立劇場が一作ずつ演じる、その名も「新バルカン3部作」。多民族が混在したことから紛争が続発し、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれたバルカン半島の3国からやって来るプロダクションが、英国の戦いの歴史をまとめ上げるという、芸術による歴史的作業とも言えるダイナミックな構成となっている。




料金: 学生£10(一般は£40)
「オリジナル脚本を使った現代の日本映画」をテーマに、2000年以降に製作された作品で、監督が原作/脚本を手掛けた9本を紹介する国際交流基金主催イベントのロンドン上映。周防正行監督の「それでもボクはやってない」などが上映される。
料金: £100(16〜25歳は£45)
今年、英メリット勲章を受勲した画家、デービッド・ホックニーのエキシビション。デビュー当時のポップな色調はそのままに、以前から愛していたというヨークシャー東部の風景を、巨大キャンバスに描いた連作を展示する。
料金: £67(一人ゲストを伴う場合は£97)
料金: £45
ビジュアル・アーティスト、デービッド・シュリグリーの個展。日本の人気アーティスト奈良美智とのコラボレーションや、ロック・バンド、ブラーのためのアニメーション、ジャケットなども手掛けている彼の作品を展示。
料金: £64(一家族£94)
第二次大戦中から戦後にかけて活躍した英国のフォトグラファー、セシル・ビートンが撮影した、若き日のエリザベス女王のポートレートを集めたエキシビション。ダイヤモンド・ジュビリー(即位60周年記念イベント)の一環。
料金: £52(8〜15歳は£20)
ポップでグロテスクな陶芸作品と女装趣味で知られる、英ターナー賞受賞アーティスト、グレイソン・ペリーのエキシビション。彼の新作に加え、ペリーによって選出された大英博物館所蔵の工芸品も併せて展示される。
料金: £13.50(学生・シニア£10)
電気自動車、GPSやインターネットのワイヤレス・ネットワークといった科学技術がロンドンという街を移動する際にどのような変化を与えているかを探る特別展。アーティストたちが描いた未来予想図などとともに展示する。
昨年夏に88歳で死去した、英国を代表する具象画家の一人、ルシアン・フロイドの大回顧展。絵の具を厚塗りする特徴的な画法で、身近な人々をモデルに描き続けたフロイドの未公開作品を含む約100点の作品を展示する。






