ドイツ人の糖尿病率が深刻
欧州各国比較でも上位
ドイツ人の糖尿病率の高さが深刻で、欧州内でも上位を占めているという。7日付のヴェルト紙が伝えた。
欧州委員会のボルク健康委員によると、ドイツ人男性が健康上の問題なく生きられる年数は平均57.9年、女性の場合は58.7年。欧州平均では男性61.8年、女性62.2年で、ポーランド、ベルギー、フランスの人々の方が、ドイツ人よりも健康に生きている年数が長いという。
なお、国際糖尿病基金の調査によると、20~79歳のドイツ人で糖尿病を患っている比率は8.2%。昨年は6万2000人が糖尿病が原因で死亡した。これは、国際比較でロシアに続いて2位で、3位はトルコが占めている。