Thu, 02 May 2024

パンデミックで忘れた笑顔の作り方 - 長引くマスク着用で素顔に不安も

Japan learning to smile again after forgetting how in pandemic

「タイムズ」紙(電子版) 5月9日

「タイムズ」紙は9日、日本では新型コロナウイルス拡散防止のために行われていた数々の規制がようやく完全に取り払われたが、3年にわたるフェイス・マスクの着用で、人々はすっかり笑い方を忘れてしまったようだ、と述べた。

記事は、長い間口を隠していたため自分の笑顔に自信が持てず、専門家の助けを求める人がいるとして、日本には、魅力的な笑顔を作るため体系化したトレーニングをするスマイル・トレイナーが存在するが、そうした講師の一人である笑顔表情筋®協会の北野珠誇 (みほ)さんの、「マスクを外すことができても、顔の下半分を見せたくないという人や、表情筋をあまり使っていなかったせいで、顔がたるんでしまったと感じる人のために、トレーニングを提案している」という説明を紹介した。また同紙は、ほとんどの人は今も外出時にフェイス・マスクで顔を覆っていると述べ、日本人がパンデミック以前からマスクを着用する習慣があったこと、常に大きく歯を見せて笑うことは適切とは捉えられず、口をあまり動かさずに話すことを良しとする風潮があることなどを説明。封建時代には、わざわざ歯を黒く塗るお歯黒の習慣があったことなどにも言及し、笑顔に対して独特の考え方があると述べた。

Strong earthquake hits Japan; possible casualties and damage
日本で大きな地震が発生

「インディペンデント」紙(電子版) 5月5日

「インディペンデント」紙(電子版)は5日、石川県能登地方を震源とするマグニチュード6.5の地震が発生したと報道。*同県珠洲市では午後2時42分に震度6強の揺れを観測し、けが人や家屋損害が出た可能性があると伝えた。*その後も断続的に発生

Japanese PM expresses sympathy with Korean victims of colonial rule
日本の首相が元徴用工問題を「心が痛む」と表現

「ガーディアン」(電子版) 5月7日

「ガーディアン」紙(電子版)は7日、岸田文雄首相が7日の日韓首脳会談で、歴史問題に関連して、元徴用工に対し遺憾の意を表明したと報道。直接的な謝罪ではないが、前より進展した表現であることや、ソウルの国立墓地に足を運んだことを伝えた。

When 75 is time to die: the horrifically plausible film imagining state-run euthanasia in Japan
「プラン75」は恐ろしいまでにリアルな作品

「ガーディアン」(電子版) 5月8日

「ガーディアン」紙(電子版)は8日、早川千絵監督の映画作品「プラン75」を紹介。少子高齢化が進む日本ならではの、近未来を舞台にした「75歳以上が自らの生死を決めるシステム」を描いたもので、あまりにリアルすぎるドラマであると伝えた。

Nearly 60 children fall sick after ‘gas smell’ reported at Japan elementary school
ガス臭で児童60人が体調不良訴え

「インディペンデント」紙(電子版) 5月8日

「インディペンデント」紙(電子版)は8日、大阪八尾市の小学校で異臭騒ぎがあり、60人余りの児童が体調不良を訴え、数人が病院に搬送されたと伝えた。校内ではガス漏れや異質物は発見されず、原因は今なお不明であると報道した。

 

東京都が神宮外苑に高層ビル建設計画 - 20万人が反対の嘆願書に署名

Tokyo plan likened to putting 'skyscrapers' in Central Park

「インディペンデント」紙(電子版) 4月28日

「インディペンデント」紙は4月28日、東京の中心部にある明治神宮外苑の再開発計画について取り上げた。記事は、外苑が私的な寄付によって約100年前に設置された緑地空間で、文化的にも歴史的にも貴重な存在であるにもかかわらず、現在、東京都知事の小池百合子氏の支持を得た再開発計画が進んでいると述べた。

記事は、不動産会社は高さ約190メートルの高層ビル2棟を含む建築物を建てる予定で、そのために米野球選手ベーブ・ルースが試合をしたことでも知られる野球場と、隣接するラグビー場を解体することも含まれていると伝えた。また、東京大学の名誉教授、石川幹子氏がAP通信に語った「神宮外苑は公共の場であり、共有地と考えるべきだ」という言葉を引用。多くの活動家や地元住民が、小池都知事、都庁、そして不動産開発業者三井不動産と対立していると報じた。プロジェクトを止めるための嘆願書には約20万が署名をし、昨年東京新聞が実施した世論調査でも69.5パーセントが反対をしていると伝えた。また、ミュージシャンの故・坂本龍一氏が、3月28日の死の直前に小池都知事に手紙を送りプロジェクトに反対したことにも言及。そして、このプロジェクトは10年以上かかる予定だが、同都知事は環境影響に関する疑問が残っているにもかかわらず、一部の限定的な建設を開始することを許可したと述べた。

How Japan keeps its citizens thin
日本人はなぜスリムなのか

「タイムズ」紙(電子版) 4月21日

「タイムズ」紙(電子版)は4月21日、日本人は欧米人に比べ肥満が少ないのはなぜかを考察した。そして、肥満に関する政府の方針と、長年の文化的習慣が合わさった結果であるため、その方法を簡単に他国が取り入れることは難しいと述べた。

Japan orders military to prepare to shoot down North Korean spy satellite
日本が北朝鮮の偵察衛星を破壊措置の準備

「テレグラフ」(電子版) 4月22日

「テレグラフ」紙(電子版)は4月22日、北朝鮮が軍事偵察衛星と称して弾道ミサイル発射を予定している件で、浜田靖一防衛大臣は、ミサイルが日本領土内に落下する可能性があるとし、被害を抑えるため自衛隊に破壊措置の準備を命じたと伝えた。

Japan’s ispace says moon lander probably crashed on lunar surface
ispaceが月面着陸失敗を発表

「ガーディアン」(電子版) 4月26日

「ガーディアン」紙(電子版)は4月26日、民間初の月面着陸に挑んだ日本の宇宙ベンチャー企業「ispace」は、同社が打ち上げた探査機「HAKUTO-R」との通信が途絶えたため、月面に衝突するなどした可能性が高いと、着陸失敗を発表したと伝えた。

Japan ocean policy vows tougher security amid China threat
中国の脅威に備えた「海洋基本計画」を決定

「インディペンデント」紙(電子版) 4月28日

「インディペンデント」紙(電子版)は4月28日、中国の船による領海侵入など深刻な状況が強まるなか、日本は新たな5カ年海洋政策を閣議で採択したと報道。自衛隊と海上保安庁の共同訓練など、海上保安能力の強化を図る方針だと述べた。

 
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