(ベルリン 10月9日 時事)ドイツ最大の高級百貨店「KaDeWe」(ベルリン)が日本産ブランド米を試験的に販売することが8日分かった。ドイツでは和食への関心が高まっており、小売店での日本産米の流通拡大を目指す日本側の働き掛けで実現した。
試験販売は今月12~24日に行われ、北海道産「ゆめぴりか」や新潟県産「コシヒカリ」など計6種が並ぶ。産地や品種ごとの味を比べられるよう試食サービスを実施するほか、炊き方などを紹介するパンフレットを配る。
日本側の関係者は「ワインやオリーブオイルのように産地ごとに違う味わいを知ってもらいたい」と語った。ドイツの和食店では安価な外国産米が使われるケースも多く、高品質な日本産米の認知度を高めることも狙いだという。
今年1~8月の日本からドイツへの米輸出は前年同期比15%増の699トンで、欧州最大となっている。
伊達 信夫
デュッセルドルフ在住経済アナリスト。在独歴は14年。大手邦銀の駐在員を務め、ケルン大学経営学部にも留学した。現在はブログ・YouTube「日独経済日記」のほか、X(@dateno)でドイツ関連テーマを幅広く解説する。訳書に『毎日が必ずうまくいく366のヒント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
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