旅の目的の1つは、その土地ならではのモノに触れることだろう。
地元の人々が行き交う、ちょっと栄えていそうな通りに入ってみれば、
「これぞっ!」と思える味わい深いモノに出会える可能性大。
今回は、デュッセルドルフの繁華街に延びる3本のストリートの中から、
編集部が見付けた素敵なショッピング&グルメ・スポットをご紹介しよう。
お店の人との何気ない会話からも、街の素顔が見えてくるはず。
(編集部)
Hohe Straße (Carlstadt)
旧市街に隣接するカールシュタットは、18~19世紀に要塞内側の居住区として形成された地区。円頭石が敷かれた中庭空間やガス灯、軒の低い建物が、当時の面影を忍ばせる。カールスプラッツのマーケットは日々街の台所として賑わい、アンティーク・ショップやギャラリー、レストランなどが密集するホーエ通りやバスティオン通りは小洒落た商店街の趣き。
1. ビストロカフェ
Münsterm anns Kontor
ハムやチーズ、魚介やスパイスなど、外国の高級食品が豊富に揃うデリカテッセン、Münstermann。2店舗に分かれた同店の間に建つのが、このビストロカフェだ。新鮮で上質な食材を使ったお手頃価格の日替わりメニューと、ソムリエ資格を持つ店のオーナー、ミュンスターマンさんが選ぶワインを楽しみに訪れる人で店内は常時大賑わい。
火〜金11:00~22:00 土11:00~18:00
Hohe Str.11, 40213 Düsseldorf
www.muenstermann-delikatessen.de
2. 昔ながらの本屋
Altstadt- Buchhandlung
大型チェーン店やオンライン・ショップが主流となりつつある書籍販売で、昔ながらの"商店街の本屋さん"の風情を残す数少ない書店の1 つ。主に写真集や美術書など、「見た目に美しい本」を取り揃えている。店長お勧めのワインと、グラスを片手に読むのに最適な本が飾られているワイン・コーナーは、どこかレトロな雰囲気。
月〜金10:00~19:00 土10:00~18:00
Hohe Str.17, 40213 Düsseldorf
www.altstadt-buchhandlung.com
3. レディース・ファッション
Ursula Bri nkmann Couture
モードの街として誉れ高いデュッセルドルフを象徴する洋品店。ここの女性服はすべて市内のアトリエで縫製されており、店内には仕立て用のスペースもある。オーナー兼デザイナーのウルズラ・ブリンクマンさんの願いはただ1つ、「ファッションで女性の美しさを引き出す」こと。少々値段は張るけれど、着れば納得のプレタポルテだ。
月〜金10:00~18:30 土10:00~16:00
Hohe Str.25, 40213 Düsseldorf
www.brinkmann-couture.de
4. パン屋
Bäckerei Hinkel
1891年にジャン・ヒンケル氏が開いたパン屋は、現在の店主で4 代目。「地元住民に親しまれるお店」をモットーに、毎日パンマイスターが自ら店頭に立ち、焼きたてのパンを販売している。上質の天然酵母のみを使って焼かれたパンは、頬張った瞬間に麦の香りが口いっぱいに広がる素朴な味わい。カールスプラッツから延びるミッテル通りにも店舗がある。
月〜金6:00~18:30 土6:00~16:00
Hohe Str.31, 40213 Düsseldorf
www.baeckerei-hinkel.de
5. 老舗の帽子屋
Brigitte Roos Hutsalon
帽子を象った軒先の瀟洒な看板が目を引く帽子屋さんは、この通りに店舗を構えて23年。オープン以来ずっと、お客さんとのコミュニケーションを大切に、それぞれのサイズや趣向に合わせた一点ものの帽子を作り続けている。こぢんまりとした店内には色とりどりの帽子のほか、男性用の蝶ネクタイや雑貨も並ぶ。
火〜金11:00~12:30、14:00~18:30
土11:00~16:00
Bastionstr.23, 40213 Düsseldorf
Ackerstraße (Flingern Nord)
若手のファッション、ジュエリー・デザイナーやアーティスト、写真家などが多くアトリエや店舗を構えるフリンゲルン地区。ここでは、道行く人々のスタイルにも若い エネルギーが感じられる。流行を追うのではなく、自己流をアピールする個性的なショップやカフェが軒を連ねるアッカー通りには、「ハンドメイド」や「エコ」といった言葉が良く合う。
6. アクセサリー・ショップ
Privat
金細工師でデザイナーのクリスティアーネ・ヴィンクさんとアストリット・エッカートさんが共同で手掛けるショップには、ネックレスを中心に男性にも女性にも合うアクセサリーが揃う。地元サッカー・クラブ、フォルトゥナのロゴをあしらったシリーズは、ここだけのオリジナル。
火水11:00~15:00 木金11:00~19:00
土11:00~16:00
Ackerstr.215, 40235 Düsseldorf
www.privat215.de
7. リサイクル雑貨の店
Planet Upcycling (PLUP)
ワインボトルの中に電球を入れた照明に、自転車の車輪を細かく切って組み合わせたブレスレット、フレームにスケートボードを使用したサングラス。燃やせば有害物質を発生するごみも、そこにデザイン性が加われば、おしゃれなアイテムに様変わり! ここには、遊び心いっぱいの、リサイクルならぬ"アップサイクル"商品が並ぶ。
火〜金10:30~18:30 土10:30~15:30
Ackerstr.168b, 40233 Düsseldorf
www.planet-upcycling.de
8. フライドポテト
Fritte
巨大なテーブル1台とそれを挟む長椅子2台のみという、極めてシンプルな内装とマッチするかのように、同店のメイン・メニューはフライドポテト(ポメス)とカレーソーセージ。食材は肉もケチャップもマヨネーズも、すべてビオにこだわっている。カレーソーセージとポメス、サラダ、ドリンクのセットで9.50ユーロ。
月火水11:30~14:30 木金11:30~21:00
土12:00~18:00 日17:00~20:00
Ackerstr.181, 40233 Düsseldorf
www.fritte-flingern.de
9. サーフィン&アウトドア
Langbrett
土地の産業を支援するという理念に従い、エルツ山地の木材を使ってサーフボード、ロングボードを製造・販売しているお店。積極的な環境保護活動を展開していることで有名なブランド「パタゴニア」のアウトドア用品も充実している。カラフルなボードやウェアを眺めていると、夏の海が恋しくなる!
火〜土11:00~19:00
Ackerstr.113, 40233 Düsseldorf
www.langbrett.com
10. ワイン・ショップ
La Vinesse
La Vinesse という店名は、精巧さを意味する「Finesse」と「Vino(イタリア語でワイン)」を掛け合わせた、オーナーのハルトヴィヒ・フリッケさんによる造語。約10年前に趣味が高じてワイン屋さんをオープンしたという彼が、各ワインについて丁寧な説明をしてくれる。天気の良い日には、店の中庭で試飲会も行なっているそう。
火〜金12:00~19:00 土10:00~16:00
Lindenstr.77, 40233 Düsseldorf
www.lavinesse.de
Lorettostraße (Unterbilk)
とびきりハイ・センスな現代建築が立ち並ぶメディエンハーフェン(Medienhafen)から内陸へ徒歩 5分。そこにはアンティークな雰囲気漂う、重厚なグリュンダーツァイト(Gründerzeit)様式の建物が並ぶ閑静な一角が隠れている。中でもロレット通りには、こだわりの詰まったお店がたくさん。本当に良質なものを提供したいと願う店主と、それを求める客によって、贅沢で居心地の良い空間が生み出されている。
11. エコに衣食住を楽しむ
Iouna - Möglichst Fair
食品からインテリア、雑貨、ファッションまで、可能な限り安心、安全、安寧を重視したものを取り扱うイオウナの商品は、雑貨ならフェアトレードで調達し、食品ならビオという徹底ぶり。「自然や人を大切にすることが、笑顔をもたらす」と店主のペトラさん。羊毛フェルトの講座など体験型のイベントも実施している。
火木金10:00~19:00 水土10:00 ~14:00
Neusser Str.30, 40219 Düsseldorf
www.iouna.de
12. デリカテッセン
Bernstein & Inbar
ショーウインドーに並ぶマカロンやケーキに誘われて足を踏み入れると、店内には異国情緒溢れる空間が広がり、なんとも旅心をくすぐる。世界各地から美味しいものを集めたベルンシュタイン&インバー。タイル張りが美しいこのお店の内装は、この通りにアトリエを構えるウヴェ・ファン・アフェルデンさん(www.van-afferden.com)が手掛けている。
月〜金9:00~19:00 土10:00~19:00 日10:00~18:00 Lorettostr.16, 40219 Düsseldorf
www.bernsteinundinbar.de
13. フローズン・ヨーグルト
Yomaro Frozen Yogurt
今年3月にオープンしたばかりの、フローズン・ヨーグルトの専門店。良質なスキムミルクを使用した自家製ヨーグルトの味は、一度食べたら病みつきに。豊富なトッピングで、自分だけのお気に入りの一品にアレンジできる。明るい太陽が顔を出すこれからの季節、ますます人気を集めそう。
月〜土12:00~22:00 日祝12:00~20:00
Lorettostr.17, 40219 Düsseldorf
http://yomaro.de
14. シャビーシックなアイテム
Villa Oliva
古くて味のあるアンティーク家具と花柄やレースなどのガーリーなモチーフを組み合わせた、いわゆる「シャビーシック」なインテリアや雑貨、ファッションばかりを集めたお店がヴィラ・オリヴァ。店主のクラウディアさんのお眼鏡にかなった商品が所狭しと並び、かわいいだけじゃない、上品さも持ち合わせたスタイルを提案している。
水~金11:00~14:00、15:00~18:30 土11:00~15:00
Düsselstr.26, 40219 Düsseldorf
www.villa-oliva.de
15. 子ども服
Tim & Lucy
子どもにだって好みがある。子どもたち1人ひとりに、彼らのためだけの一着を。そんな愛情たっぷりの服を届けようと、同店ではデザイナー自身が子どもを持つママの目線で手作りした子ども服を提供している。遊び心に溢れたコレクションだから、子どもたちも着たい服を楽しんで選べる。
火~金11:00~18:30 土11:00~15:00
Neusser Str.119, 40219 Düsseldorf
www.tim-und-lucy.de
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インベスト・イン・ババリア
スケッチブック


ドイツで活躍するFWレヴァンドフスキ、MFブワシュチコフスキ、MFピシュチェクら3人のドルトムント所属選手をはじめとする若手が台頭。勢いのあるプレーで強豪国に挑む。
MFロシツキー(アーセナル)やGKチェフ(チェルシー)ら、長年チームの中心として活躍してきた選手の安定した働きに、19歳FWカドレツ(スパルタ)ら若手が新風を吹き込む。
スター選手不在ながら、DFパパドプロス(シャルケ)らの活躍により予選を無敗で制覇。代表選手にはMFフォルトゥニス(19歳、カイザースラウテルン)ら、10代の3選手が選出された。
2008年大会でセンセーションを巻き起こしたFWアルシャビンも30歳。4年前と変わらぬ顔ぶれを、安定感の現われと見るか、停滞と取るか。失点の少ない試合運びで上を目指す。
前回大会、最年少の代表チームにして堂々の準優勝。今回は若手の成長に新たな才能を加え、代表選出はヨギの贅沢な悩みに。安定したボールキープ力から繰り出される多彩な攻撃が魅力。
ポルトガル、ノルウェーと同組だった予選で首位通過という快挙に沸くも、そのポルトガルと本戦で再び同組に。同国を12年間率いてきた監督のモチベーターとしての手腕が光る。
ファン・マルバイク監督が率いるようになってから、攻撃一辺倒ではなく、守備のバランスをしっかり取るプレースタイルに。FWフンテラール(シャルケ)は予選で最多得点の活躍。
強豪国ながら予選ではプレーオフに回り、出鼻を挫かれた。MFクリスチアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)やMFメイレレス(チェルシー)、花形選手の活躍が注目される。
長い間、国際大会で目立った活躍がなかったが、トラパットーニ監督が就任した2008年5月以降は、いまだ2敗のみ。GKギブン、FWキーンらベテランがチームを支える。
ポルトガル、ノルウェーと同組だった予選で首位通過という快挙に沸くも、そのポルトガルと本戦で再び同組に。同国を12年間率いてきた監督のモチベーターとしての手腕が光る。
世界最堅と言われるアズーリ(イタリア代表:イタリア語で「青」)の強みを最大限に生かし、予選ではわずか2失点。世代交代に苦しんだ時代を超え、強いアズーリが帰ってくる。
欧州王者、世界王者と立て続けにメジャータイトルを獲得。今大会の優勝候補の筆頭であることは間違いない。FWビジャの決定力、MFイニエスタの絶妙なアシストで連覇を成し遂げるか。
ユーロ2008年の敗退により、一度は監督の座から退いたブロヒンが復帰。サッカー新興国のウクライナが、欧州の強豪を相手にどこまでやれるか。「最低でもグループリーグ突破!」と意気込む。
総勢14人がゴールを決める超攻撃的なプレーで予選を勝ち上がった。MFシェルストレームの秀逸なアシストが大量得点の要。FWイブラヒモビッチは、豪快なシュートでチームを牽引する。
予選敗退した前回、1勝しかできなかった2010年W杯。サッカーの祖国としての意地を賭け、スリーライオンズ(イングランド代表)は、5月に就任したばかりのホジソン監督の下、どこまで行けるか。
国際タイトルを総なめした黄金時代から約10年。2010年W杯では、チーム内の不祥事で紛糾。地に落ちた名声を回復すべく、新生レ・ブ ルー(フランス代表)は若手とベテランが手を取り合う。
代表監督の風格を身に付けた
新顔も魅力たっぷり
前回大会から4年 

ワルシャワ
グダニスク
ポズナニ
ヴロツワフ
キエフ
ハルキフ
ドネツィク
リヴィウ
Mitte ミッテ



レンガ造りの建物の入り口正面に刻まれた「手工業者連盟(Handwerkerverein)」の文字。古い町工場跡を改装したゾフィーエンゼーレ は演劇、ダンス、パフォーマンスなどフリーのシアタープロジェクト用に開放されているシアター空間だ。若いアーティストを惹き付ける街、ベルリンを象徴する場所の1つ。
Prenzlauer Berg プレンツラウアー・ベルク
「ベルリンに来たら、これを食べなきゃ始まらない!」という名物が、カレーソーセージ。コノプケス・インビスでは、ソーセージは「皮なし(ohne Darm)」のみ。その始まりは、物不足だった戦後、腸詰めにする皮がなくビニールで包んでソーセージを作ったことだそう。カレーソーセージとフライドポテトの組み合わせ(Kleines Menü)で3.20ユーロ。
毎週木曜日の12:00から開かれている エコ・マーケット。近郊の自然栽培農家で取れた野菜や自然派パン屋さんの パン類、フェアトレードのコンセプトの下でつくられた小物などが手に入る。屋台の飲食物もすべてエコ。小さな子ども連れでも安心して楽しめる。


まるで映画『ショコラ』(2000年、ラッセ・ハルストレム監督) に出てくるような本格的なチョコレート屋さん。古い薬局を改装した店内のインテリアがロマンチックな雰囲気を演出している。ホットチョコレートの種類はいくつかあるけれど、カカオ70%のビオ・チョコレートをホットミルクで溶いた「ヴィンターフェルト風(Winterfeldt)」がお勧め。


ファラフェル(Falafel)とは、すり潰したひよこ豆に ハーブや香辛料を加えて揚げたコロッケのこと。ヘルシーかつボリューム満点で、ドネルケバブの向こうを張って人気のあるオリエンタルフードだ。揚げた野菜の盛り合わせ「Makali」とファラフェルを併せた「Makali Teller 2」は、5.50ユーロとお得な値段。
フリードリヒシュトラーセ駅すぐ側の高架下、周囲に看板もライトもない無機質なコンクリートの扉を開ければ、目の前に広がるのはガラスやスチール、アーティスティックな調度品で飾られた近未来的な空間。シックに着飾った男女が集うダンス・バーを抜けて奥へ進むと、和食と南米料理を提供するレストランが現れる。今、ベルリンで最もホットな ナイトスポットと評されるこのダイニングのコンセプトは、「1つのテーブルの上で交差する2つの文化」。最高級のマダラや刺身サラダ、フォアグラリゾットなど、単なる創作料理とは一線を画す新感覚の絶品料理をご堪能あれ!
居酒屋と言えば、1日の疲れを癒し、次の日に向けてエネルギー補給をする場所。ベルリンで、そんな純日本的な寛ぎのひと時を味わえるレストランが、Gingi’s Izakayaだ。メニューには創作巻き寿司のほか、魚介を中心とした日替わりの「Japanische Tapas(おつまみ)」が豊富に並ぶ。腕利きのシェフが毎日市内の魚市場から鮮度や産地、飼育環境を吟味して仕入れた高級食材のみを用いて作る料理はどれも、心に染み入る本格的な日本食の味わい。和の雰囲気漂う落ち着いた店の内装も日本人の郷愁をくすぐる。夏場は緑豊かな屋外テラスで、のんびりと晩酌するのがお勧め。

ドイツを代表する指揮者ヘルマン・ツィルヒャーにより1921年に創設された格式高く、そして斬新な音楽祭には、毎年国内外から数多くの観客が訪れる。今年は名作映画「スター・ウォーズ」や「ゴッドファーザー」などの音楽をチェロの四重奏で聴かせるプログラムのほか、モーツァルトの楽曲を多様な切り口で奏でる興味深い企画が多数用意されている。
毎回1つの国を取り上げて開催されるシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の音楽祭。今年27回目を迎える同音楽祭が注目する国は中国。上海交響楽団や中国国家大劇院楽団らが歓待され、同国の文化を音楽に準えて華麗に表現する。その他、2001年に創設された俳優らによる朗読劇「テキストと音楽」は、年々同音楽祭の大きな比重を占めつつある話題のプログラム。
今年で開催23回目となるブレーメン音楽祭。この祭典のハイライトと言えば、幕開けを告げるマルクト広場のコンサートだ。世界遺産に指定されている荘厳な市庁舎をバックに、音と光に包まれた幻想的な空間が出現する。ほかにも、各国から集まるジャズ奏者や歌手など多彩なゲストが、市内26カ所の会場で開かれる音楽祭を一層華やかに盛り上げる。
1845年、ベートーヴェンの生誕75周年記念碑建立を機に始まった伝統ある音楽祭は、毎年国際的に活躍する著名な音楽家たちを招き、彼らの奏でる流麗な音色で人々に感動を与え続けている。2006年以降毎回催されている短編フィルムプロジェクト「ベートーヴェンを考察する」では今年、トルコ全国青少年交響楽団が伴奏を務める。
温泉保養地として誉れ高いヴィースバーデンが贈る音楽の芸術祭。オペラやバレエ、演劇など、多彩なプログラムで聴衆を惹き付ける音楽祭の今年の目玉は、ドイツの劇作家ブレヒトの歌劇「コーカサスの白墨の輪」。中国から重慶・四川歌劇団を招聘し、ドイツと中国の文化を融合させた芸術を色彩豊かに披露する。さらに、国内の優れた芸術家に贈られるファウスト賞を昨年受賞した舞踏家シュポタが、「青髭の秘密」で華麗に舞う。
130年以上にわたり、心の琴線に触れるオペラの上演で人々に感動を与えてきた音楽祭は近年、国際的な音楽祭としてますます認知度を高めている。様々な交響楽団で首席指揮者や芸術監督を務めるケント・ナガノが今年、バイエルン国立管弦楽団を率いて奏でる音楽はワーグナー。不朽の名作である舞台祝祭劇「ニーベルングの指環」の4作目にあたる楽劇「神々の黄昏」を披露する。
2012年5月11日(金)~19日(土)
ハンブルグの広大な港湾を背景に、潮風に乗って届けられる2日間の野外フェスティバル。短期間ながらもプログラムは多彩で、50人以上のアーティストによる50ものコンサートが10カ所の会場を熱狂に包み込む。今年は大きな将来性を感じさせるトリオ、ニルス・バーグ・シネマスコープや英国のジャズシンガー・イアン・シャウらが集まり、ジャズ界に新風を吹き込む。
2012年6月22日(金)~24日(日)
自由で便利なアパルトマンに滞在する
パリ市内には約90軒の食料品を扱うマルシェがあり、舌の肥えたパリジャンたちが料理の食材を買い求める。食にこだわり、美容と健康に気遣うパリジャンに人気のビオの食材や製品を専門に扱うマルシェも数軒ある。農業大国フランスを感じさせる種類豊富な食材が並び、元気な呼び声が飛び交い、活気に溢れるマルシェ。この機会に、フランスならではの食材を試してみよう。
レストランでないと食べられないのでは、と思われがちだが、マルシェでガーリック・バターとバジル・ソースの詰まったエスカルゴを買ってオーブンで温めれば、家庭で本格的エスカルゴ料理が味わえる。
フランス人に大人気の春の野菜。 皮を剥いて、軟らかくなるまで 蒸し、または茹でて、生クリーム と11種類の香辛料の入ったマ スタード「サヴォラ(Savora)」、 またはムース状のムスリン・ソー スを付けて食べると絶品。
豚などの臓物を詰めたソーセージ。地方によって作り方は異なるが、一般的に豚の内臓が約40%詰められている。フランス人を虜にする独特のくさみがあるアンドゥイユは、アペリティフとしてワインのお供に最適。
ジビエの季節は秋だが、ウサギなどは年中マルシェに並ぶ。小バトは、ニンジンやタマネギなどの野菜と一緒に丸ごとオーブンで焼くだけで豪華な一皿となる。
史上最年少でミシュランの3つ星を獲得したアラン・デュカスの名を掲げたこの料理学校では、デュカスの料理の真髄を伝えるべく一流シェフによる料理の伝達が行われている。テーマごとに分けられたレッスンは英語でも開催されており、本格的な高級フレンチ料理、気軽に楽しめるビストロ料理、チョコレート菓子やマカロンなどテーマごとに分かれたコースの中から好きなものを選択。レッスンは1回4時間で、事前の予約が必要だ(インターネットでの申し込み可能)。
フランス大統領も食すパン
2011年にパリの最優秀バゲット賞に輝いた、
はやや高めに設定されているので、値切ることを忘れずに。
パリを東西に横切るセーヌ川。川に架かる35以上の美しく個性的な橋、レストランやバー、ディスコとしてナイトシーンも演出する船ペニッシュ、ポプラの立ち並ぶロマンティックな河岸のプロムナードなど、パリの風景にセーヌ川は欠かせない。
日本発のデザインステーショナリーショップ。ノート、アルバム、筆記具などの定番商品に加えてデスクトップ小物や旅行に便利なポーチ類も豊富。高感度のデザインと機能性を併せ持った商品は、素材のクオリティーと、美しいカラーバリエーションもあいまってパリジャンやインターナショナルな旅行者たちを既に魅了し始めている。プレゼントに、自分へのご褒美に、ぜひ立ち寄りたいお店。
1854年創業、海苔の老舗丸山海苔店が始めたお茶ブランド寿月堂。日本人建築家、隈研吾が店舗設計した竹をベースとした和の雰囲気を堪能できるパリ店では、有名高級ホテル「ジョルジュ・サンク」のティー・サロン御用達、100%日本産の厳選されたお茶が数多くそろう。チョコレートの貴公子クリスチャン・コンスタン氏とのコラボレーションによるパリ店限定の抹茶サブレや玄米茶サブレ(各10€)、しょうが紅茶なども人気。ヨーロッパ各国への配送可能なオンライン・ショッピングも可能。



パリの滞在、マルシェ、観光、おみやげ、イベント
パリから足を伸ばして世界遺産を堪能
パリで話題のレストラン





