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Do. 29. Okt. 2020

不動産・住居不動産・住居
Immobilien

ドイツ生活の第一関門! 家探しのポイント
お話を聞いた人: 長久保知子さん(DP Informationsdienst)、中本淑郎さん(中本不動産)

自分にぴったりの物件を探す
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ドイツでの家探しは、近年の住宅不足や家賃高騰もあり、都市によっては非常に競争率が高くなっています。新聞に掲載される住宅情報欄やインターネットなどを利用して自分で物件を探すこともできますが、何十件と連絡しても内覧できるのはそのうち2~3件というケースも稀ではありません。そのため自分の条件に合う物件を見つけたら、自己紹介と内覧に行きたい旨をスピーディーに連絡するなど、粘り強く探す必要があります。

日系の不動産会社にお願いする

中・長期の滞在を予定している人で家具付きの住宅を希望する場合、またドイツ語や英語に自身が無い人は、日本語対応の不動産会社に依頼するのが安心。ドイツで長年不動産業に携わってきた経験や、取扱物件の大家さんとの信頼関係を築いているこれらの日系不動産会社では、家探しはもちろん、契約締結やその後の暮らしのアドバイス、解約時まで丁寧な対応が受けられます。

近年増加する住宅詐欺に注意!

近年では、住宅難に乗じた詐欺事件が多発しています。例えば、インターネットに掲載された好条件かつ格安の物件。家主が国外在住で鍵の受け渡しに業者を使うため、その保証金として数百ユーロの振込を指示される……というように、賃貸契約を交わす前に金銭の授受を求められるケースも。少しでもおかしいと思ったら、詐欺の可能性を疑いましょう。

家の種類

家の種類Wohnung ヴォ―ヌング
日本でいうところのマンション(アパート)のような集合住宅。ドイツ語で「アパートメント(Apartment)」というときは、キッチンを含めたワンルームの物件を指す。

WG(Wohngemeinschaft) ヴェーゲー
複数人で一つの物件を共有するルームシェアで、学生や若い年齢層で借りる人が多い。同居人との関係性や共有スペースの管理などには配慮が必要。

Haus ハウス
一戸建ての家。郊外にあることが多い。家賃も決して安くはないが、予算に余裕があり、騒音や振動などによる隣人トラブルを避けたいという方におすすめ。

内覧で見るべきポイント
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物件見学のアポイントが取れたら、いよいよ家選びの本番です。実際に住んでみたら使い勝手が悪い……とならないために、自分の目で見て確かめるべきポイントをご紹介します。内覧の時に分からないことがあれば、遠慮せずにその場で大家さんや不動産会社の方に質問・相談しましょう。

室内室内:キッチンとダイニングの導線/日照の導線・窓の位置と方角/暖房や給湯の共有システム/バスルームの設備/インターネット環境/床材の仕様(騒音回避できるか)など

建物内・周辺環境:築年数/上下隣の居住者/地下室の乾燥度合い/駐車場・駐輪場の有無や広さ/徒歩圏の環境/会社や学校へのアクセスなど

ウィズコロナ時代の家探しはいかに?

昨今では、現地での住居見学の代わりに動画による内覧を行っている物件もあります。新型コロナウイルスの影響で日本からドイツへ未だ渡航することが出来ない方の中には、この方法で賃貸契約を進められる方も。ドイツ各都市では、日本人学校周辺の優良物件などの競争率が高いため、早めに日系不動産会社に相談しておくのも良いでしょう。現地での内覧の際は、マスク着用をはじめとしたコロナ対策を忘れずに。

契約時・入居時に入念なチェックを
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契約時・入居時に入念なチェックを実際に賃貸契約を結ぶ際は、契約内容を全て理解しておくことが大切です。例えば、家賃に管理費(Nebenkosten)が含まれているか、管理費の中に何が含まれているか(水、暖房費、ゴミ処理費など)、住居独自のハウスルールがあるかなど。日本にいずれ帰国する予定の方は、賃貸契約期間や解約方法などについても確認しておきましょう。
また、入居前には必ずプロトコール(調書)を取りましょう。プロトコールとは、家の入居時の状態を大家さんと確認したことを証明する書類です。家の傷や破損部分が入居前からあったものか、入居時の水道や電気メーターの数値などをお互いに確認しておくことで、退去時のトラブル回避にもつながります。

日本人によくある2大トラブル
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硬水ならではの水回りの悩み

硬水ならではの水回りの悩みドイツの水は日本よりも硬度が高いため、水周りの使用後はしっかり拭き取らないとカルキが残ってしまいます。カルキが原因で食洗機や洗濯機が故障することも。また、ドイツの住居は非常に機密性が高いため、窓の開閉をしっかりしないとカビの発生原因になります。日本人の場合は、洗濯物を室内に干したり、毎日洗濯機やバスタブを使用する人も多いため、正しい換気と暖房の使用方法を知ることが重要です。

知っておきたいドイツの「Ruhezeit(安静時間)」

知っておきたいドイツの「Ruhezeit(安静時間)」「騒音回避」は、ドイツ人が最も重要と考える居住マナーの一つです。例えば、夜22~朝7時と13〜15時には「Ruhezeit(安静時間)」という静かに過ごす時間が定められている場合があります。ドイツでは、自分の住居の玄関や室内ドアを閉める音、22時以降のお風呂の使用、共同階段でのおしゃべり、日曜祝日の洗濯機の使用、楽器の演奏、子どもたちが走り回る音など、生活音に対して周辺住民からクレームが来ることもしばしば。住宅規約をよく理解し、お互いが快適に生活できるよう配慮することが求められます。

大切なのは適度なコミュニケーション

大切なのは適度なコミュニケーション建物の構造から生活ルールまで、日本とドイツではさまざまな違いがあるため、不安に思う方も多いかもしれません。しかし、入居時のあいさつをはじめ、大家さんや近隣住民と程よいコミュニケーションが取れていれば、トラブルを回避したり、スムーズに解決できることも。「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、友好的な関係を保ちつつ、しっかりとドイツの居住ルールを守ることで、ぜひ快適で楽しいドイツ生活をお過ごしください。



 
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