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反ユーロ政党のAfDが英保守党と連携へ
欧州保守改革グループへ参加

反ユーロを掲げる新政党ドイツのための選択肢(AfD)が、欧州議会でキャメロン英首相率いる保守党と連携し、欧州保守改革グループ(ECR)の院内会派に参加することになった。13日付のヴェルト紙が伝えた。

AfDは5月に行われた欧州議会で7議席を獲得。メルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU)のユーロ救済政策を批判し、CDU・CSU(キリスト教社会同盟)との協調路線を否定している。一方、CDUのカウダー院内総務もAfD議員とのテレビ・トークショーでの共演を拒否するなど、同党との協力関係はあり得ないとの姿勢を打ち出していた。

今回の決定を受け、AfDのルッケ党首は「AfDの存在と価値が認められた」とコメント。一方で、AfDのECRへの参加を妨げようとしたとして、メルケル首相を繰り返し批判した。これに対し、これまでECRと経済政策で協力関係にあった欧州議会CDU・CSUのロイル代表はECRを「信頼を損ない、混乱を招く連携だ」と批判。また、緑の党のゲーリンク=エッカート院内総務は「ECRとAfDの連携は、メルケル首相にとって手痛い敗北」と述べている。

 
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