近年、滑走路拡張問題などでたびたびメディアを騒がせているロンドンの空港。しかし、空港には飛行機の離発着地というだけではない、さまざまな魅力が溢れている。今回はロンドンにある5つの空港に大注目。心地良く空港でのひとときを過ごすためのアドバイスから、各空港の知られざる事実、驚きのサービスの数々までをご紹介。単なる旅の玄関口としての役割を超えた空港の姿に迫ってみた。

原油高騰に伴う燃料税の値上げ、セキュリティの強化など、空の旅は近年、何かと煩わしくなってきた。ことにロンドンの空港の渋滞は厳しく、飛行機の遅延はかなり頻繁で、ある統計によるとバジェット・エアラインの場合、夏のピーク時期など約半数の便が遅れるというから、空の旅も楽ではない。そこでここではロンドンの空港にスポットを当てて、いかにストレスを軽減し、気持良く、楽しく旅行ができるかを探ってみた。
(三上義一 http://homepage3.nifty.com/ymikami)
朝早い時刻の出発なら、エアポート・ホテルを賢く利用したいものだ。確かにホテル代はかかるが、ホテルの中には1泊するだけで2週間、無料で自家用車を駐車させてくれる所もあるので、それを考えるなら決して高い買い物ではないはずだ。なかには両親と同じ部屋ならば、子ども2人まで無料で宿泊できるホテルも。また、ホテルから空港までのシャトル・バス・サービスもあり、これを利用すれば空港までのタクシー代も不要となる。
エアポート・ホテルで是非試してみたいのが、日本のカプセル・ホテルからヒントを得たという「YOTEL」だ。これは「Yo! Sushi」と同じ経営者が始めたホテルで、2007年、ガトウィック空港に第1号ができ、今ではヒースロー空港、そして近い将来にはスタンステッド空港にも登場するというから、かなり繁盛しているのだろう。キャビンと呼ばれる部屋は、10平方メートルほどの広さで、すっきり機能的。薄型液晶テレビ、無料のインターネット接続サービスなどの設備を完備している。数時間単位で利用できるから、乗り継ぎの空き時間や突然の遅延時には最適だと言えよう。

清潔感あふれるつくりのYOTEL
superbreak: www.superbreak.com
Holiday Extras: www.holidayextras.co.uk
エアポート・ホテルを利用したくはないが、自家用車で空港まで行きたいという場合には、どうすればいいのか。自分で空港内の駐車場に停めればよい話なのだが、これが言うほど簡単ではない。駐車場はターミナル・ビルからかなり遠い場所に位置していることが多く、子ども連れや荷物が多いときなどには一苦労だ。こういうときの味方が、ターミナル・ビルの前で待っていてくれて、代わりに車をパーキングに駐車してくれる運転手のサービス。外国から帰ってくる際には、ビルの前で車とともに待っていてくれる。
このような「meet-and-greet」サービスを提供しているのが、BCPという空港パーキング会社。先述の Holiday Extrasもヒースローとガトウィックの双方の空港で同様のサービスを提供しているので、要チェックだ。
空港のラウンジを使用できるのは、ファーストかビジネス・クラスの利用客だけだと思われているかもしれないが、ロンドンの空港には搭乗するエアラインに関係なく、料金さえ払えば誰でも利用できるラウンジがある。料金は3時間で約15~20ポンド、予約なしで利用できるところもある。
空港ターミナルは、時に人で溢れ、座る席もないことがある。そんなときには静かなラウンジに移動し、チルアウトしてはどうだろうか。落ち着いて座れ、テレビや新聞・雑誌、それにフリー・ドリンクやスナックが用意されている。ビールやワインなどのアルコール類もあり、シャンペンだけは有料だが、他は飲み放題。特にフライトが遅れた場合などには、ラウンジでくつろぐのが最適であろう。
ターミナル1、2、3
ターミナル4
ターミナル3には、子供用のラウンジがある。朝8時から夜7時まで営業の「The Jetterz Kids Club」は5~14歳までの子どもが対象。テレビ、DVDプレーヤー、本、コンピューター、オモチャ などが揃い、親がショッピングしている間、子どもを預かってくれるというありがたい場所だ。2時間で子ども1人15ポンド、その後は1時間毎に10ポンドが加算される。
英国在住の読者の方々ならば、空港でどのようなものを買うことができるかを説明する必要はないだろう。ただ、空港によく行かれるのならば是非ともお勧めしたいのが「WorldPoints」。これは空港内でショッピングをするとポイントがたまり、ポンドのクーポン券がもらえるシステムで、英国内のほとんどの空港で使えるため、非常に便利だ。
また、免税を利用すれば割引とポイントという2つの特典がある。例えば、通常小売店は値引きしないアップル社のコンピューター「Macbook Air Super-Thin Laptop」は、ヒースロー空港内の電気店Dixons なら1020.43ポンド(約19万3800円)と、ロンドン市内のアップル店よりも178.57ポンド(約3万4000円)も安く買えるだけでなく、1020ポイントが加算される。欲しいものがあれば、かなりお得なショッピングができるということになるわけだ。ヒースロー空港のウェブサイトでは、季節ごとに「best offers」が掲載されているので、事前にチェックすれば嬉しいバーゲン品が見つかるかもしれない。
さっぱりした魚介類が食べたい方は、ヒースローのタ ーミナル2にある「Caviar House And Prunier Seafood Bar」や、ターミナル1、3にある「Seafood Bar」が日本人観光客には評判がいいようだ。キャビアはちょっと高い、という方には、スモークサーモンかカキで冷えた白ワインというのはどうだろうか。スコットランド産のスモークサーモンやカキは、日本のものとは一味違い、実に美味なので試してもらいたい。
また、今年オープンしたばかりのターミナル5にはレストランがたくさんあるが、なかでも評判なのが「Gordon Ramsay Plane Food」だ。ゴードン・ラムゼイと言えば、英国を代表するセレブ・シェフ。日本にも進出し、ロンドン内にある彼のレストランはなかなか予約が取りにくいというほどの人気だが、このターミナル5のレストランは高級志向だとはいえ、入りやすく、味も評判。懐に余裕があり、一流のモダン・ブリティッシュ料理を試したい方にとっては、トライする価値はあるだろう。
その昔、まだまだ海外旅行が高嶺の花だったころ、飛行機を見に行くためだけに空港へ赴く人々がいた。現在、わざわざそのようなことをする人はいないだろうが、今日でも空港からの眺望は見る者を魅了するに違いない。ヒースロー空港で眺望が優れているスポットは以下の通り。

ヒースロー空港の展望スポット ©www.britainonview.com

「世界で最も嫌われている空港」
ヒースロー空港

ヒースロー空港
©Morley Von Sternberg
英国最大にして世界でも有数の規模を誇るヒースロー空港は、1930年、ミドルセックス州ヘイズに開港。取り扱い国際旅客人数は世界一(国内客を含めた旅客全体では世界3位)、今年3月にはターミナル5もオープンと、押しもおされぬ大空港だが、その規模の大きさ故か、トラブルに事欠かない場所としても知られる。新ターミナルのオープン直後にはご自慢の荷物自動処理システムに不備が発覚、毎日平均で900個もの乗り継ぎ客の荷物が紛失し、いまだ解決の目処が立っていないなど、その先行きが案じられている問題児なのだ。
ヒースロー空港のコレ、知ってた?
老舗旅行情報サイトの「TripAdvisor」が今年2月、2500人の旅行者たちを対象に「嫌いな空港」調査を行った。その結果、栄えある(?)第1位に選ばれたのがヒースロー空港(米シカゴのオハラ国際空港が同点1位)。ちなみにこれは新ターミナルのオープン前の話。もしオープン後に行われていたら、単独1位になっていた可能性はかなり高いだろう。
行く末が気になる「蜂の巣」空港
ガトウィック空港
今年で開港50周年を迎える、ウェスト・サセックス州クロ ーリーに位置する英国第二の空港。特定の空港の肥大化を防ぐため、ヒースロー空港に対しては、国際便のチャーター便の乗り入れ禁止や英米便の割当制限など、さまざまな規制が設けられている。その分の負担を一身に背負っているのがこの空港なのだが、滑走路の数はわずかに1本というから驚きだ。拡張工事を行うべきとの声も上がっていたが、騒音公害問題から、2019年までは現行のままということが決定している。つい先日、運営会社のBAA社が同空港を売却する方針を発表、行く末が気になるところだ。
ガトウィック空港のコレ、知ってた?
ガトウィック空港は、世界で初めてサテライト・ターミナル方式を採用した空港として有名だ。「サテライト・ターミナル」方式とは、ターミナル・ビルとは別の建物(サテライト)が駐機場の中央に位置し、飛行機がどの場所にもとまることのできるようになっているシステムのこと。円形をしていることから「蜂の巣」との愛称でも親しまれている。
ハイジャックされたらここへ
スタンステッド空港

スタンステッド空港
©www.britainonview.com
スタンステッド空港のコレ、知ってた?
スタンステッド空港が、「ハイジャックされた飛行機が英国内に着陸する場合に使用する」という目的のもと、デザインされている空港だということはご存知だろうか。なんでもハイジャック機をターミナル・ビルや滑走路から離れた所に停め、犯人との交渉が行われている最中でも、通常業務を行えるようになっているのだとか。
巨大ハリネズミの住む空港!?
ルートン空港
1938年、ベッドフォードシャー州ルートンに開港したルートン空港は、ボーディング・ブリッジがなく、タラップを使って機内に乗り込むことからも、「地味で小さな地方空港」のイメージがつきまとう。しかしそんな印象とは裏腹に、ここはルートン地区の自治体が所有する一方で、管理運営は民間会社であるTBI plcが行うという画期的なビジネス・システム、「公民連携事業(PPP)」形態を他に先駆けて取り入れた空港なのだ。これにより業績は好調だったが資金面で不安のあったルートン空港が、さまざまな新設工事を行えるようになった。
ルートン空港のコレ、知ってた?
格安航空会社、イージージェット社のハブとなっているルートン空港。同社のスタッフや利用客の様子を追った人気テレビ・ドキュメンタリー番組、「エアライン」のおかげで一躍、脚光を浴びた。また人気テレビ・シリーズの「空飛ぶモンティ・パイソン」では、ピラニア兄弟の一人、ディンズデールが巨大ハリネズミの住む場所としてこの空港について言及している。
まるでジェットコースター!?
シティ空港

シティ空港
©www.britainonview.com
1987年に開港したシティ空港の特色といえば、何と言ってもその立地。近代的なビルが立ち並ぶロンドン東部のドックランズ地区にあるこの空港、実は実際にロンドン内に位置する唯一の空港である。他空港と比べるとまだ利用客数が少なく、長時間セキュリティ・チェックなどに並ぶ必要がないために、近郊のビジネスマンの間で人気を呼んでいる。来年2009年には、ブリティッシュ・エアウェイズ社が、ビジネス・クラスのみの米ニューヨーク行きエアバスA318を出航させる予定になっているなど、今後の発展が注目される空港だ。
シティ空港のコレ、知ってた?
街中にあるが故に、ほかの空港以上にさまざまな規制が課せられているシティ空港。なかでもシビアなのが、5.5°という急勾配での進入が求められていることだ。滑走路が短く、周辺住民への騒音にも配慮する必要があるための措置なのだが、通常の大型ジェット機の進入は3°だから、いかに急降下を余儀なくされているのかが分かるだろう。




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低所得層の居住区に低予算で建てられた保育園だが、国内では他に類を見ない衝撃吸収効果のあるゴム材を用いた屋上の遊び場を持つユニーク設計で、2007年のRIBA(王立英国建築家協会)アワードを始め数多くの賞を受賞。館内のフロアもスライディング・パネルの仕切りによって50パターンの使い方ができるなど、フレキシブルでアイデア満載のつくりになっている。
閉鎖されたショーディッチの鉄道高架に廃棄処分の地下鉄車両を搬入し、アーティストのスタジオとして再利用。内装に持続可能な建築材を用いるなど、環境保護に十分配慮した設計だ。夏場にはライブやアウトドア・シネマなどのイベントが行われるほか、高架下のウェアハウスでは常時クラブ・イベントやファッション・ショーなどを開催している。
生後6カ月から5歳までの幼児や児童のために開かれた複合施設。幼稚園、レセプション、養護学校を併設しており、各種アクティビティや母親のためのコースも充実している。異素材を効果的に配した有機的なデザインで、自然光の取り入れ方も見事。子どもたちの発想力を高めてくれそうな空間が実現している。
2006年新設の、生徒数1175人の中等学校で、校舎は翌07年に完成。緑が基調の鮮やかな配色が目を引く建物の内外には、環境汚染の原因となるストームウォーター軽減機能や、自然換気による温度調節を実現するコンクリート材の利用など、数多くのエコ機能が搭載されている。2008年RIBAアワード受賞。
ノーマン・フォスター卿設計のロンドン市庁舎。この、卵とも筍とも見紛う不思議なフォルムが、実は自然の断熱や換気を可能にしている。加えて、コンピューターや照明器具の使用から生じる熱の再利用などで温度調節を図っているほか、節水機能や太陽光発電装置も備えるなど、隅々までエコ・フレンドリー。環境保護対策を公約に掲げている市長も満足に違いない。
1861年に創設されたドイツ体操協会の本拠地で、世界で最も古い近代オリンピックの一つとして数えられる1866年大会では、ほとんどの体操競技がここで行われた。木の合板を用いたアーチ状の梁は、キングス・クロス駅の設計の原型として知られる。現在はビジター・センターとして機能しているが、開発が進む周辺地区のなかで、やや異色の存在感を放っている。
1930年代に次々と建造された映画興行チェーン、「グラナダ・シネマ」は、伝統的な装飾をふんだんに施した壮麗なインテリアで知られる。1937年建造のこの建物もその一つで、超豪華シネマ、トゥーティングのグラナダと同様、ロシア人の舞台監督兼デザイナー、セオドア・コミサルジェフスキーが館内装飾を手掛けている。現在は娯楽産業チェーン、「ガラ・ビンゴ・クラブ」のホールとして営業中。
ラッセル・スクエア駅からすぐの裏通りに佇む1797年建造の小さな古びた馬小屋は、なんと国内外のアンダーグラウ ンド・カルチャーを発信する、会員制のアート・ヴェニューだった。レアでアヴァンギャルドな映画や音楽、アート関連のイベントを定期的に開催。ヴィンテージ服の宝庫でもあり、膨大なストリート・ファッションのコレクションを誇っている。
優れた建築に与えられる評価基準の一つ、「グレードⅡ」に認定されている、優美なアールデコ建築の元映画館は、現在、ゾロアスター教の欧州本部センターとなっている。ゾロアスター教とは古代ペルシアで発祥し、世界三大宗教にも影響を与えたとされる、世界最古の宗教の一つ。そう聞くと、アールデコの幾何学的なデザインがどことなく神秘的に見えてくるような……。

貧乏学生だ、まとまった休みが取れない、寒い……。そんな寂しい想いで夏を過ごしている人は多いはず。とはいえ、年に一度しか来ない太陽の季節を満喫するためには、「でも」なんて問答無用。そこで今回は、「キング・オブ・夏の楽園」であるハワイへ読者の皆さんをご招待。ロンドンにあるバーチャル・ハワイをご堪能あれ! (本誌編集部: 國近絵美)


「ティキ」とは、ハワイの原住民であるポリネシアの神話に登場する、人類を創造した神たちのこと。木や石で造られたティキ像はお守りとして身に付けられているほか、置物やマグカップなどのデザインにも登場し、世界中にコレクターがいる。また、英国や米国では「ハワイアンの」という形容詞として、よく「ティキ」が使われる。例えば「ティキ・カクテル」と言えばハワイアン・カクテルのことだ。
英国で一番楽園に近い場所
ティキ・スピリット満載のセレブ御用達クラブ
抜いたパイナップルにサーブされ、ほかにもフローズン・ココナッツに入った「ココナッツ手榴弾」や、24金の飾りが付けられた宝箱に好きなシャンペンを入れて注文できる 「Armada宝箱」など、容器も中身も凝ったカクテルが勢揃い。1人用はもちろん、8人用の巨大カクテルも用意されているので、カップルでもグループでも楽しめる。
ハワイでエルビスに遭遇?!
世界各国のラム酒がずらり
心と体のコリを芯までほぐそう
癒しの極意を体と心で味わう
フラ初心者も安心のダンス・イベント
思わず呪文を唱えたくなるような怪しいゴージャスさを持つ「アブラカダブラ・レストラン」は、マハラジャ気分で豪華な食事を楽しみたい人にぴったりだ。ブースはそれぞれ異なるテーマで飾られていて、「自分好み」にするために、テレビ画面やCDが用意されている。ほかにも、ブースが置かれた床が回転する「回転テーブル」や、個室の1つ1つにテレビ画面が設置されている女子トイレなど、仕掛けがいっぱいだ。
大のオペラ好きというオーナーが、長年の夢と情熱をそのまま実現させたのがこのレストラン。オペラ劇場とアラビアン・テイストがミックスされた店内には、舞台の小道具や骨董品が至るところに並んでいる。店名の「ザラストロ」は、店長が特にお気に入りという、モーツァルト作曲のオペラ「魔笛」のキャラクターに由来。劇場ならではのボックス席も再現されていて、まるで観劇しているような気分で食事が楽しめる。
「多島海(たとうかい)」と称されたレストランの内装は、金色に輝く仏陀やヤシの木などに囲まれたエキゾチックなもの。そしてこの異国情緒溢れる店内で挑戦できるのは、普段は目にすることすら稀な、いわゆる「ゲテモノ」食材だ。ワニやクジャク、カンガルーの肉は初心者向け、そして「心臓に毛が生えてます」という人にはイナゴのチリ&ガーリック炒めやサソリのチョコレート掛けなどのメニューをぜひ味わって欲しい。
「暗闇」という店名の通り、完全な暗闇の中で食事ができる。視覚障害者を支援するためのチャリティー団体が始めた同店は、現在では欧州3カ国で展開する人気ぶりだ。注文を決めたら、前の人の肩につかまって、真っ暗なレストランにいざ入室。後は目の不自由なウェイターがガイドしてくれるのに身を任せよう。ぜひ試して欲しいのはサプライズ・メニュー。味だけで何を食べているか当てるのが、実は意外と難しいことに気付くはず。
かつてはロンドンの「顔」として、観光客にも地元っ子にも愛されてきた2階建てバス「ルートマスター」。残念ながら05年に運行が中止されたこの人気者が、なんとベジタリアン・レストランに大変身した。メニューは新鮮なキノコや野菜、チーズなどを使った前菜に、野菜の天ぷらなど。25~30人の団体であれば、食事代+貸し切り代100ポンドで、気軽にパーティー用として貸し切ることができる。
どうせ冷夏を嘆くなら、思い切って氷点下の世界を体験してみては?マイナス5度に保たれた店内は、壁や椅子からグラスに至るまですべて氷で出来ている。欧州3カ国に加え、東京でも展開している人気店だ。また、年に2回がらりと内装が変わるというのも、氷という素材ならでは。現在のバーは、シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドのもとでジュエリー・デザインをしていた「デービッド&マーティン」が担当した。
アクセサリー・デザイナー兼オーナーのフィオナさんが05年にオープンさせた、アクセサリーとヴィンテージ・ドレスを扱うお店。ハワイアンな内装の店内は、50’sの匂いが漂う品揃え。レトロで上品なコルセットや帽子、そしてロカビリー・ファンには堪らない小物やアクセサリーは、ファッション雑誌でも度々取り上げられるほどの人気ぶりだ。オンラインでも注文できるので、こまめに新作アイテムをチェックしよう。
こちらも50’sがテーマとなったボーリング場。当店自慢のカクテルと軽食を楽しみながらプレーできるのが人気の秘密だ。また、「キングピン・スイート」というプライベートのイベント・スペースも隣接していて、貸し切りでパーティーを行うこともできる。40~250人収容可能というこのスペースでは、ラスベガス・スタイルのゴージャスな内装にレーンが5つ完備されている。専用のカクテル・バー2つやカラオケにDJブース、卓球やスヌーカーなどをプレーすることが出来るゲーム・ルームやケータリングも行っているという。







このエス・トレンクに一番近い街が、コロニア・サン・ ホルディ(Colonia de Sant Jordi)。この小さな街にはホテルが多く、ヨット・ハー バーや海に面したプロムナードにはのんびりとした雰囲気が漂っていて、太陽と海を満喫したい人には最適だ。ハーバー近辺にはレストランやタパス・バーなどが軒を連ねているが、ここで試していただきたいのは、やはり本場のパエリアである。



国枝選手が出場した試合には、1回戦から多数のギャラリーが詰め掛けていた
アテネのパラリンピックでは、斉田選手(写真左)と組んだダブルスで金メダルを獲得した©共同
全英オープンで優勝し、トロフィーを掲げる
国枝選手が全幅の信頼を寄せるという、丸山コーチ
世界一の速さを生み出す、抜群のチェアワーク
試合後、観客の声援に笑顔で応える


「ドライ・ストーン・ウォール」とは、自然の形のままの石を計算しながら積み上げていき、壁の外側の重量バランスを中心部に傾けることで、モルタルを一切使用せずに強度を保つという手法で造られた壁のこと。さらに、年月とともに隙間に苔が発生し強度が増すという、まさに人間の知恵と自然の合理が一体となった伝統技術だ。湖水地方では家や塀の建設にも多用されていて、ウォーキング・パスに沿ってどこまでも続く石塀には、旅情をかきたてるなんとも温かな趣がある。
一般にジンジャー・ブレッドといえば、人形のかたちをしたサクサクのクッキーを想像しがちだが、湖水地方のそれは味も 姿も似つかぬもの。体がすぐに温まる強いしょうがの味と、ねっとりとした食感が特徴だ。
丘で良く見かけるこのハードウィックという種類の羊は、赤ちゃんの時は真っ黒の毛で生まれ、次に茶色、そして灰色へと、成長とともにお色直しするとても珍しい品種だ。かつては絶滅寸前だったが、絵本「ピーター・ラビットのおはなし」の作者、ビアトリクス・ポターが保護に努めたことでも知られる。雨や厳しい寒さに強く、他種の羊が生息できないような高地でも放牧できるという、湖水地方の環境で飼育するには最適なハードウィック。また、一般の羊肉よりも割高だが、濃厚な味わいは一度食べたら病みつきになるはずだ。
ケンダルという町が発祥地の、ミント風味の砂糖水を棒状に固めたお菓子。ケーキとは名だけで、口に入れるとゆっくり溶ける「砂糖の塊」といった方が近い。ミントがリフレッシュ効果抜群、かつエネルギー補給として最適なので、ウォーキングなどのお供として重宝される。
また、外食に疲れた、あるいは節約したいという時に自炊できるのも、コテージ利用の大きな魅力だ。というわけで、最終日の夕食は、ユー・トゥリー・ファームで購入したハードウィック・ラムのローストに、地元で採れたポテトとブロッコリーの付け合わせに挑戦。自宅と変わらない環境で料理できることに感動しつつ、ラム肉の芳香に、隣のコテージの宿泊客が「今晩の夕飯はなに?」と聞きに来るという、ほのぼのとした土産話までできてしまった。「冬は地元食材をたっぷり入れた鍋を囲んで、夏は庭でバーベキュー……。」あまりの居心地の良さに、誰しもが次の旅計画に思いを馳せてしまうに違いない。
④ The Pennington Hotel
⑤ Brantwood
⑥Yew Tree Farm
Ruskin Museum
Steam Yacht Gondola









数千人の中から選ばれた16人の候補者男女が、実業界の大物アラン・シュガー卿が与える課題に挑むBBC1の看板リアリティー・ショー。優勝者には年収10万ポンド(約2000万円)の役職が約束されている。
日本発「マネーの虎」の英国版。一般人が持ち込んだ新規事業アイデアを、大物起業家の「ドラゴン」たちが査定し、交渉が成立すれば資金援助や投資が受けられる。2005年からBBC2でシリーズ放映中。







とある劇場の舞台上。老弁護士キップスが、若い俳優相手に覚束ない口調で自らの経験を語っている。キップスは若い頃、誰にも語ることのできない恐怖の体験をし、それゆえに悪夢に悩まされる日々を送っていた。彼は家族らにすべてを語ることでそんな記憶から解放されようと決意する。その練習を行うため、若い俳優を雇ったのだが、話のあまりの長さとキップスの語りのつたなさに、俳優はある提案をする。俳優が若き日のキップスを演じ、そのほかの人々をキップスが演じるという舞台の形で、この話を語ろうというのだ。かくしてキップスの恐怖の体験が芝居という形で明らかにされることになった……。



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