アンズダケのクリームソース Pfifferlinge
秋の味覚といえばキノコ。とりわけ季節限定であれば、肉厚でコロコロとした、日本ではポルチーニというイタリア名で知られるSteinpilzが千両役者。でも新鮮なものは手に入りにくく、流通しているほとんどは乾燥品。代わりに、晩夏から初秋にかけてレストランのメニューで誇らしげにデビューを飾るのは、オレンジ色で小粒のPfifferlinge(アンズダケ)。少し酸味があって味が凝縮されているから、小さければ小さいほど美味しく、水気のないものが良いとされる。サワークリームやベーコンと相性が良く、クリームと合わせて茹でじゃがやパスタなどと、または肉類のソースとして供されることが多い。揚げ物やホイル焼きにして醤油をたらす……なんていうのも垂涎だけど、とりあえず王道から。

| 材料(4人分) | |
| アンズダケ(Pfifferlinge) | 500g |
| 玉ねぎ | 中1個 |
| ベーコンビッツ(Speck) | 150g |
| バター | 30g |
| 白ワイン | 100ml |
| サワークリーム | 50g |
| クリーム | 200g |
| 塩・コショウ | |
| 作り方 | |
| 1. | バターを引いたフライパンで、みじん切りにした玉ねぎを透明になるまで炒める。 |
| 2. | 汚れを取ったアンズダケとベーコンビッツを入れ、白ワインを加え、煮立ったら弱火にしてふたをし、15分ほど蒸し煮する。 |
| 3. | サワークリームとクリームを加え、少々煮つめて、塩・コショウで味を調える。 |
| 4. | 最後にバターを加える。あれば、みじん切りにしたパセリをちらす。 |
旬のキノコ

オレンジ色に輝くアンズダケ



インベスト・イン・ババリア
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