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スタッフのつぶやき - From Staff 3 März 2017 Nr.1045

3 März 2017 Nr.1045

羊

宗教改革に焦点を当てた前号の特集に続き、今号は「マリア・テレジア」に迫りました。彼女が初恋の人と結婚できたのは、当時の情勢や家族が味方したこともさることながら、宗教改革も無関係ではないらしいことにも興味が湧きます。ハプスブルク家はカトリックを、政略結婚の相手候補ナンバーワンだったフリードリヒ大王のプロイセンは、プロテスタントを国の宗教と定めていました。宗派が違う国同士の結婚は無理ね、と立ち消えた話ですが、フリードリヒ大王は美しいマリア・テレジアに好意を寄せていたという歴史家も。だとしたら、好きな子をいじめる男子みたいじゃないか、なんて戦争の歴史を前に不謹慎ながら想像をたくましくしてしまいました。(羊)

馬

皆さんはローゼンモンタークをいかがお過ごしでしたか? 僕は、旧知の友人を訪ねに南フランスのトゥールーズに行ってきました。気候も良く、歴史がある街で友人家族ととても素敵な時間を過ごしたのですが、ひとつ辛かったのが食事。ご飯がおいしいフランスなのですが、意外にもプライベートでは粗食な人が多く、毎食パンとチーズとハムとピクルスの繰り返し。日本人にとって(僕にとって?)は朝ごはんのようなメニューが続き、たった3日間の滞在でしたが白米が恋しくなってしまいました。海外に住むにあたって、自分の慣れ親しんだ食生活を送ることの大切さを認識すると共に、自分の食いしん坊さが露呈した旅となりました。(馬)

香

2月27日の薔薇の月曜日を前にした先週末、デュッセルドルフでは子どもたちのカーニバルが祝われました。ピエロや動物など、思い思いの可愛らしい姿がいっぱいで、街中が色鮮やかでした。一方、日本では国有地が破格の値段で売却されていた、大阪府の私立森友学園が話題でした。運営する幼稚園の園児に首相応援の宣誓や軍歌で行進をさせたことなど、ドイツを含め世界中のメディアが報道していて、教育勅語を暗唱する小さな園児の姿に私もショックを受けました。日本のことが大好きなドイツ人の友人も「信じられない!」と目が点。彼女と話しながら、特に子どもたちに対して自由や多様性などの価値観を大切にしたいと思いました。(香)

徒

さわやかで楽しいFrom Staffを提供したいと思いながらも、いつもグチめいた話ばかりになり恐縮です。私は自分が比較的、日々様々な問題に見舞われることが多い方だと自覚しています。ただ、さすがにこれはどうなのかと思える事柄が続発しているため、皆様にお伝えいたします。①夜中にフラット上階のパイプが破裂し、天井から水が降ってきた、②台所のクッカーが壊れて火を噴き、冷蔵庫が焦げた、③ブロードバンド会社から料金未納という事実に反する疑いを受け、この1カ月インターネット接続を切られている、④新年からひどい咳が続き、上記を説明するのにも非常な苦労を強いられている、などです。(英国ニュースダイジェスト / 徒)

最終更新 Donnerstag, 02 März 2017 10:34  
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