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Mo. 28. Nov. 2022

3年ぶりのリアル開催! 第22回ニッポン・コネクション日本映画祭
2022年5月24日(火)〜29日(日)

Nippon Connection

5月24日(火)〜29日(日)まで、6日間にわたって日本映画と日本文化の祭典、「ニッポン・コネクション」がフランクフルトで開催される。この2年はコロナ禍の影響で開催が危ぶまれたが、スタッフの努力のもとオンライン開催が実現。今年は3年ぶりにニッポン・コネクションが映画館に帰ってくる。(文:ドイツニュースダイジェスト編集部)

約100作品が集結する日本映画祭

第22回ニッポン・コネクション日本映画祭では6日間の期間中、100本以上の日本の長編・短編映画が上映される。会場は、Künstlerhaus Mousonturmをはじめとするフランクフルト市内の複数の劇場。ジャンルもドラマ、コメディ、アニメ、ドキュメンタリーとさまざまだ。また同時に開催されるニッポン・カルチャー部門では多様な日本文化を体験できるなど、リアル開催ならではの楽しみも。そんな今年の映画祭のラインナップをご紹介しよう。

2022年のハイライト

今年のメインテーマは「Stories of Youth」。大人になる過程で日本の若者が直面する課題に焦点を当てている。

まずは、草野翔吾監督の『彼女が好きなものは』(2021)。同性愛者の男子高校生が同級生の女子と恋愛するふりをするなど、日本社会の保守的な姿が映し出される。主演の神尾楓珠はカミングアウトに悩む安藤純役を好演している。

石井裕也監督の『茜色に焼かれる』(2021)では、コロナ禍で困難に陥った母子家庭を描く。母親役として主演に尾野真千子、学校でいじめられる息子役には新人俳優・和田庵が抜てき。和田庵はこの映画の演技が評価され、新人賞3冠に輝いた。

ジャンル映画ファンには、裏社会に迫る『孤狼の血 LEVEL2』がおすすめだ。前作の『孤狼の血』(2018)は第42回日本アカデミー賞で優秀賞最多12部門を受賞しており、監督は前作と同じく白石和彌、主演は前作で助演を務めた松坂桃李となっている。

アニメ映画もニッポン・コネクションの人気ジャンルの一つで、湯浅政明監督による長編アニメーション映画『犬王』は必見。室町時代を舞台に、能楽を題材にした本作は海外の映画祭でも評判だ。

また、日本映画に特別な功績を残した人物を表彰する「ニッポン栄誉賞」は、今年は俳優の永瀬正敏が受賞。『ミステリー・トレイン』(1989)、『あん』(2015)、『パターソン』(2016)での演技と圧倒的な存在感で世界からも注目されてきた。ニッポン・コネクションにてドイツ初公開となる『星の子』(2020年)では、新興宗教に傾倒する一家の父親を演じている。

DFF(Deutsches Filminstitut & Filmmuseum)では、『ミステリー・トレイン』が35ミリフィルムで特別上映された後、永瀬正敏本人がデビューしてからの俳優人生を出演作品とともに振り返るトークイベントに登壇。授賞式は、5月29日(日)に映画祭会場のKünstlerhaus Mousonturmにて行われる予定だ。

ニッポン・カルチャー部門

映画上映だけでなく、体験や講演を通じて日本文化を理解するためのプログラム「ニッポン・カルチャー部門」もニッポン・コネクションの魅力の一つ。二十五絃箏奏者である中川かりんさんによるコンサートや金継ぎなどの日本の芸術文化を楽しめるほか、料理やアート&クラフトの各種ワークショップも。村上春樹の小説などを手がけてきた翻訳家ウルズラ・グレーフェさんの講演会も予定されており、知見を広めるきっかけとなりそう。

直接会場に来られない邦画ファンたちに向けて、ライブ配信サービスもある。ドイツ国内のみとなるが、5月30日(月)~6月6日(月)まで、一部の上映作品が「ニッポン・コネクション・オンデマンド」としてストリーミング配信される予定。いくつかのイベントもライブ配信されるので要チェックだ。

コロナ禍の2年間の苦難を乗り越えてさらにパワーアップした「ニッポン・コネクション」。豊富なラインナップに加え、日本映画や日本の文化を思いっきり味わうことができる6日間を、どうぞお見逃しなく!

開催場所・チケット詳細

映画祭の全ラインナップは、5月半ばに公開予定。詳細は下記の公式サイトからチェックしよう。

https://nipponconnection.com

最終更新 Dienstag, 03 Mai 2022 16:12  
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