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2012年東京の新名所 - 東京スカイツリーと世界のビール博物館

今年、東京に3つの新名所が生まれました!鉄筋の恐竜と呼ばれる東京ゲートブリッジ、大正時代の創業当時のレトロな姿に復元された東京丸の内駅舎、そして今年最も話題になった、自立式電波塔としては世界一の高さを誇る東京スカイツリーです。東京スカイツリーの高さは、東京の古い呼び名である武蔵(634 ムサシ)に因んで634メートル。近くから見上げると、巨大な蔓が巻き付き、1つになって大空に向かって伸びているようで、そのフォルムの美しさと力強さに圧倒されます。

東京スカイツリー
夜には日本の美を代表する「粋」「雅」をテーマに輝く。
この日はクリスマスツリーにライトアップ

スカイツリーに登る際は、大変混み合うので、事前にウェブ(www.tokyo-skytree.jp)でチケットを予約することをお勧めします。展望台デッキは350m、展望回廊は450mの高さにあります。順路に従ってぐるりと回ると、眼下に古い下町の家並みや隅田川、高層ビルの屋上が次々と出現。遠くには青い山々やタンカーが行き交う東京湾が見え、日本の多様性や豊かさ、美しさを再認識できることでしょう。  

展望台から望む東京の景色に満足した後は、スカイツリーの足元にできた商業施設「東京ソラマチ」にお立ち寄りください。そこにはビール好きのための新名所「世界のビール博物館」があります。博物館と言っても展示品が並ぶわけではなく、ここは世界のビールが楽しめるビアレストランです。  

レストランの入り口でまず目を奪われるのは、お土産物コーナーに展示されているビアタワー。「ワールドビア634セット」。世界の選りすぐり634種類のビールが、1年間掛けて自宅に送られてくるという商品です。1年で634本。休肝日を抜かすと1日2本飲まなきゃ。今日はどの国のビールを飲もう……考えるだけでもワクワクしてきませんか。お値段は63万4000円。店頭販売のみなので、興味がある方は直接お店へ!

そして中に入ると、ドイツやチェコ、ベルギー、英国、米国のビアバーを模した長いバーカウンターが目に飛び込んできます。各国のバーカウンターを梯子して飲むのも楽しそう。ビールは、生ビールが常時15種類、ボトルを含めると150種類を超える品揃えです。これほど多くの国のビールが一度に味わえる店は、なかなかありません。生産量が少ない小規模醸造所のビールや、現地でもなかなか手に入らない幻の修道院ビールなどもあり、どれから飲んで良いものかと、迷ってしまうのもこの店の醍醐味です。ビールに精通したビアテイスターの資格を持つスタッフもいるので、ビール選びに迷ったら相談に乗ってもらうと良いでしょう。ドイツからはフランツィスカーナーやシュパーテンなど、日本人に人気の銘柄が出品されています。

さて、この店の一番のご馳走と言えば、テラス席から見上げる東京スカイツリーです。世界一高いタワーの真下で世界のビールを飲む。贅沢なひと時です。年末年始、日本に一時帰国される方は、ぜひ東京の新名所「東京スカイツリー」と「世界のビール博物館」を訪れてみてください。

最終更新 Donnerstag, 27 Dezember 2012 13:48  
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